超人気クロカン四駆! トヨタ新型「ランクル250」フルオプションで買うと「いくら」!? “1000万円以内”で買えるけど「しばらく買えない」理由とは
くるまのニュース / 2024年5月17日 18時10分
2024年4月18日、トヨタは「ランドクルーザーシリーズ」の新モデル「ランドクルーザー250」を発売しました。15年ぶりの刷新となるニューモデルは、果たしていくらで手に入れることができるのでしょうか。
■新型開発テーマに掲げられた「原点回帰」とは
トヨタは2024年4月18日、「ランドクルーザーシリーズ」の新モデル「ランドクルーザー250」を発売しました。
従来の「ランドクルーザープラド」に代わる本格四輪駆動車ですが、オプションなどを含めた実際の購入金額はおよそいくらになるのでしょうか。
ランドクルーザーは、1951年に登場した四輪駆動車「トヨタ BJ型」から始まった、72年の長い歴史を持つブランドです。
当初は、自衛隊などが悪路で使用する業務用途を目的につくられましたが、進化の過程で様々なシリーズに発展しました。
フラッグシップの「ステーションワゴン」タイプは「ランドクルーザー」に、悪路走破性と耐久性を重視した「ヘビーデューティ」タイプは「ランドクルーザー70」に、そしてその中間に位置する「ライトデューティ」タイプは、ミッドサイズのランドクルーザープラド(以下、プラド)にそれぞれ分化しています。
そしてトヨタはプラドを15年ぶりに刷新するにあたり、代を重ねるごとに高級・豪華に進化してきたプラドの軌道修正を図るべく、開発コンセプトに「原点回帰」を掲げました。
登場した今回の新型ランドクルーザー250は、2021年登場のフラッグシップモデル、ランドクルーザー(ランドクルーザー300)で採用されたラダーフレーム式の新開発プラットフォーム「GA-F」を使用し、従来型のランドクルーザープラドと比較して大幅に剛性を強化。オフローダーとしての基本性能を大幅に向上しています。
また、オフロード・オンロードを問わない扱いやすさを確保する「電動パワーステアリング(EPS)」と、スイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替え、オフロードでの悪路走破性・乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立させる「SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)」を、ランドクルーザーシリーズとして初搭載しました。
デザインは、伝統とモダンを統合しながら、Reliable(過酷な使用用途にも耐えられる信頼性)、Timeless(永く愛せる飽きのこないシンプルさ)、Professional(プロが使う、無駄のない道具に共通する洗練された機能美)をキーワードに開発し、機能的な内外装スタイルとしています。
ボディサイズは全長4925mm、全幅1980mm、全高1870mm、ホイールベース2850mmです。
パワートレインは、2.8リッター直噴ターボディーゼルエンジン+8速ATと、2.7リッターガソリンエンジン+6速ATの2タイプを設定し、フルタイム4WDと組み合わせます。
新型ランドクルーザー250の価格(消費税込)は、ディーゼル車(2列シート5人乗りまたは3列シート7人乗り)が520万円から735万円、ガソリン車(3列シート7人乗り)が545万円です。
また新型ランドクルーザー250誕生記念として、特別仕様車「ZX ファーストエディション」(785万円)と「VX ファーストエディション」(590万円から700万円)が、8000台限定で用意されます。
そんな新型ランドクルーザー250を実際に購入する場合、総額でいくらくらいの費用が掛かるのでしょうか。
■最上級グレードは選べるオプションも限られている! そして衝撃の事実も!?
通常グレードの最上級仕様「ZX」(ディーゼル・7人乗り)で検証してみましょう。
まず車両本体価格は、消費税込みで735万円です。これに税金や諸費用、そしてオプション価格などを加えていきます。
ディーラーオプションの精悍な「ルーフラック」や「サイドバイザー」、さらにカスタマイズアイテムを多数装着した新型「ランドクルーザー250」(写真は特別仕様車「ZX ファーストエディション」)
まず税金として自動車税種別割(3万7500円)、自動車税環境性能割(18万9100円)、自動車重量税(6万1500円)、保険料として自賠責保険料2万4190円、そして販売諸費用が7万2740円かかります(東京都内・2024年5月登録の参考価格)。
これらの総額で38万30円となります。
続いてオプション装備を見てみましょう。
最上級のZXは最初から装備も充実しており、選べるメーカーオプションも限られています。
主なメーカーオプションとしては、新型を象徴するボディカラー「サンド×ライトグレー」(2トーンカラー/5万5000円)と、「ヒッチメンバー+パワーバックドア+トーイングパッケージ」(6万500円)が挙げられます。
さらに販売店オプション(ディーラーオプション)として、精悍な「ルーフラック(フラットタイプ)」(18万7000円)を選ぶ場合、車両に備わるルーフレールは不要となるため、「ルーフレールレス」(メーカーオプション/-1万9800円)により減額されます。
このほかの販売店オプションとして、「フロアマット(ロイヤル)+盗難防止機能付ナンバーフレームセット+サイドバイザー(RVワイド)」がセットされた「ベーシック『いちおし』セット」(9万5810円)と、盗難を防止する「ハンドルロック」(2万9700円)を加えて完成です。
オプション総額は40万8210円となり、これらをすべて合計すると、新型ランドクルーザー250 ZXの購入総額は814万3240円となりました。
※ ※ ※
しかし残念なことに、新型ランドクルーザー250はデビュー早々に受注を一時停止している模様です。
発売開始されたばかりの2024年4月、都内のトヨタ販売店に問い合わせしたところ「初期生産分はすべて予約が完了しています」との回答がありました。
他の地域からも同様の返事があったことから、全国的に「今は買えない」ことが推察されます。
ここでいう“初期生産分”とは2026年3月までの工場製造枠だといい、早くも2年分の予約が埋まってしまったことになります。
この先、増産や生産調整などがないまま受付が再開した場合、最速でも3年近い納期がかかる可能性もあります。
それでも新型ランドクルーザー250が欲しいなら、まずは近くのトヨタ販売店と相談してみると良いでしょう。
その場で同様の回答が返ってきたとしても、今後注文受付が再開した際などにいち早く最新の情報が得られるかもしれません。
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