イスラエル「報復する権利ある」 安保理、イランは米けん制
共同通信 / 2024年4月15日 9時52分
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は14日(日本時間15日)、イランによるイスラエル攻撃を協議する緊急会合を開いた。イスラエルは「イランの攻撃はレッドラインを越えた」として「報復する権利」があると主張した。イランは「自衛権の行使」だと正当化し、イスラエルを支持する米国を含めてけん制した。会合でグテレス国連事務総長は関係国に自制を求めたが、非難の応酬が続いた。
先進7カ国(G7)は日本時間14日夜、オンライン形式で首脳会議を開き、イランへの制裁を検討した。議長国イタリアは攻撃を「最も強い言葉で非難する」との首脳声明を発表。米政府高官は、複数のメンバー国がイラン革命防衛隊をテロ組織に指定する可能性を提案したと明らかにした。
イスラエル戦時内閣は14日、イランによる攻撃への対応を閣議で協議した。地元メディアなどによると、イランへの反撃に支持が集まる一方、時期や標的、方法について意見が割れ、結論には至らなかった。
安保理の緊急会合で、グテレス氏は「われわれは平和のために努力する責任がある」と述べた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ウクライナ攻撃で「北朝鮮の弾道ミサイル使用」…国連安保理で日米韓がロシア批判
読売新聞 / 2024年5月21日 13時22分
-
国連安保理で黙とう=イラン大統領事故死
時事通信 / 2024年5月21日 8時46分
-
「パレスチナ人の死に責任」北朝鮮、国連加盟問題で米国を非難
デイリーNKジャパン / 2024年5月13日 12時30分
-
イスラエルのガザ攻撃を止めるにはどうすべきか…中東で100年以上も泥沼の戦争が繰り返される理由
プレジデントオンライン / 2024年5月4日 10時15分
-
国連安保理、パレスチナの国連加盟勧告決議案を否決、米国が拒否権行使(パレスチナ、イスラエル、米国、アルジェリア、中国、フランス、ロシア、エクアドル、ガイアナ、日本、マルタ、モザンビーク、韓国、シエラレオネ、スロベニア、英国、スイス)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月22日 14時20分
ランキング
-
1イラン大統領死亡、墜落ヘリは1960年代開発の米国製ベル212…制裁下で部品調達困難
読売新聞 / 2024年5月22日 0時28分
-
2中国外相、台湾新総統を批判 「国家と祖先を裏切る」
ロイター / 2024年5月21日 19時50分
-
3インタビュー:ウクライナ、同盟国の支援加速・直接関与を働きかけ=ゼレンスキー氏
ロイター / 2024年5月21日 8時12分
-
4ICCの逮捕状請求にイスラエル首相「恥知らずの決定だ」…バイデン大統領も「言語道断」
読売新聞 / 2024年5月21日 10時7分
-
5解任のロシア軍司令官を逮捕 前線の窮状訴え、詐欺容疑
共同通信 / 2024年5月21日 23時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください