石炭火力発電、35年廃止合意へ G7環境相会合、声明きょう採択
共同通信 / 2024年4月30日 9時22分
イタリア・トリノで開催中の先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合で、排出削減措置の施されていない石炭火力発電を2035年までに段階的に廃止することで合意を目指していることが、関係者への取材で分かった。30日に採択する共同声明に盛り込む方向で最終協議を続けている。
廃止時期に関し、声明案では「産業革命以来の気温上昇を1.5度に抑える(パリ協定の)目標に沿った時間軸」との表現も列記。廃止時期の明記に難色を示した一部の国に配慮したとみられるが、石炭火力への依存度が高い日本も一層の対応を迫られることになりそうだ。
イタリアの環境、エネルギー分野の担当相は29日、35年までの廃止についてG7各国の交渉担当者による「技術的な合意」に達したと報道陣に述べた。
日本から参加した伊藤信太郎環境相は報道陣に「現時点でのコメントを差し控える」と述べるにとどめた。
再生可能エネルギーの割合が低く、東京電力福島第1原発事故の影響で多くの原発が停止する日本の電源構成は、火力発電への依存度が高い。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【東芝エネルギーシステムズ】ポーランド初の原子力発電所向けの機器納入および保守に関し、地元企業2社と協業検討に合意
Digital PR Platform / 2024年5月30日 12時23分
-
MSCIレポート アジア太平洋における気候対策の進捗は市場によって差がある
共同通信PRワイヤー / 2024年5月28日 18時30分
-
このままだと大停電!? G7環境相会合「石炭火力発電」廃止声明の影響
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年5月18日 9時0分
-
社説:電源構成計画 再エネ拡大に集中せよ
京都新聞 / 2024年5月17日 16時5分
-
【経済産業省】石炭火力でアンモニア活用 ”脱炭素化”進めるも、欧州から批判
財界オンライン / 2024年5月15日 11時30分
ランキング
-
1日本政府が防衛費を上げる前にやるべき3つのこと 陸自予算の削減、新戦闘機開発の中止、耐震改修…
東洋経済オンライン / 2024年6月2日 8時0分
-
2マイナカードの保管をめぐり口論…ビールジョッキで40代女性の顔面を殴打 まぶたから流血の女性「殴られた」傷害容疑の50歳男「間違いない」
北海道放送 / 2024年6月2日 9時3分
-
3〈元ウルトラマン俳優の今〉沖縄でバー経営も失敗、最高106キロに激太り…芸能界を辞めた本当の理由と「生きるためになんでもやる」境地に至った引退後11年の日々
集英社オンライン / 2024年6月1日 12時0分
-
4「ロケ地巡りできません」 Number_iのMVに登場する団地に何が
毎日新聞 / 2024年6月2日 9時0分
-
5逮捕の男「やばい、帰らなくちゃ」=タクシー銃撃、公開捜査知り出頭か―埼玉県警
時事通信 / 2024年6月2日 12時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください