1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ロシア、バルト海で航空妨害か 事故の懸念、定期便運休も

共同通信 / 2024年5月1日 18時41分

カリーニングラード州

 【ロンドン共同】ロシアと欧州に接するバルト海上空で、ロシアによるとみられる航空機への電波妨害が相次ぎ、事故の懸念が高まっている。電波はロシア本土や、バルト海に面する飛び地カリーニングラード州が発信元とされ、英国の国防相が乗った専用機が妨害を受けたほか、北欧フィンランドとバルト3国のエストニアを結ぶ定期便の運休が決まった。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、エストニアのツアフクナ外相は「ロシアの敵対活動の一環と考えている。国民と安全を脅かすことは容認できない」として、同盟国と協議し対応する意向を示した。

 カリーニングラード州にはバルト艦隊の基地などロシアの軍事施設が集中。高官の一人はFTに、ウクライナの無人機攻撃から防御する狙いがあるとの見方を示した。

 航空機が電波妨害を受けると、衛星利用測位システム(GPS)が正常に作動しなくなり、飛行や発着陸に支障が出る。ロシアがウクライナに侵攻した2022年から増え、ここ数カ月で数万の民間機が影響を受けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください