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【喘息患者へのアンケート調査】喘息の症状があっても定期通院している人は半数以下

共同通信PRワイヤー / 2024年4月25日 16時0分


4.喘息の症状として多いのは、上位から順に「咳が出る」65.8%、「呼吸や息苦しさがある」53.7%、「夜せき込むことがある」43.3%

過去に「喘息」と診断された人に喘息の具体的な症状について確認したところ、「咳が出る」65.8%、「呼吸や息苦しさがある」53.7%、「夜せき込むことがある」43.3%、「のどが狭くなる感覚がある」33.8%、「日中、咳が出る」が24.8%でした。喘息の代表的な症状である咳が出ると答えた人がもっとも多く、また日中よりも夜せき込むことがあると回答した人が多いという結果となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404259967-O5-irpgyocq


5.症状が出やすい季節は、「冬」が最も多く60.7%、次に「春」が46.8%

過去に「喘息」と診断された人に、症状は出やすい季節を確認したところ、「冬」と答えた人が最も多く60.7%、次に「春」が46.8%でした。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404259967-O6-jaW1lLfL


6.過去に「喘息」と診断された人のうち、「症状がなくても喘息のリスクを保有している場合がある」と知っている人は38.6%に留まる

大人の喘息に関する知識について聞いたところ、「大人になってからでも喘息になることがある」と答えた人は71.0%、「症状がなくても喘息のリスクを保有している場合がある」 と答えた人は 38.6%という結果になりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202404259967-O7-oP1L28K9


日本喘息学会 喘息専門医 西藤成雄先生からのコメント

近年、喘息が原因による死亡者数は減ってきていますが、喘息の有病率はそれほど減っていません。喘息は発症すると治ることが難しいため、発作などの症状が起こった時の治療だけでなく、自覚症状がなくなった後も継続的に治療することが重要です。また一度喘息と診断された方には、肺機能検査を受けることをお勧めします。

また、今回の調査結果からもわかるように、喘息は子供だけの疾患ではなく、大人になった後も発症することがあります。調査によると冬に症状が出る方が多いですが、寒暖差がある春や秋にも症状が出やすくなります。春は花粉や黄砂の影響で発症することもあります。私の診療経験で深夜にせき込むことがあれば下気道の病気を疑う事が多く、喘息を視野に入れる場合があります。気になる症状があれば、自己判断せず呼吸器科などの医療機関を受診することをお勧めします。

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