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「未完エンド」で賛否両論を呼んだゲーム3選 ラストに新たな敵登場!?

マグミクス / 2023年4月1日 17時25分

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■18年待った続編でも完結ならず!

 どんな物語も、最後は何らかのエンディングに辿(たど)り着くようになっています。しかしこれまで発売されたゲームのなかには、「未完」という終わり方になったタイトルも少なくありません。実際にどんなゲームが「未完エンド」を迎えたのか、代表的な作品を見ていきましょう。

※以降の本文なかには、『シェンムー』『トマトアドベンチャー』に関する詳しい記載があります。閲覧にはご注意ください。

 数あるゲームのなかでも、完結を願うプレイヤーが数多くいるのが「シェンムー」シリーズです。

 物語の主人公となる芭月涼は、武術家の卵である高校生。謎の武術家に殺害された父親の死の真相を探るため、日本や中国を旅して仇敵を追っていきます。

 シリーズ第1作目の『シェンムー 第一章 横須賀』は、1999年に登場。そして2001年に続編となる『シェンムーII』が発売されましたが、物語は完結しませんでした。

 同シリーズの生みの親である鈴木裕さんによると、ストーリーは全11章で構成されているそうですが、『シェンムーII』の時点では、その半分までしかたどり着いていません。

 しかも専用ハードであるドリームキャストが生産終了したことで、その後約18年もの間、同シリーズは打ち止めとなりました。

 その長い沈黙を打ち破ったのが、2019年発売の『シェンムーIII』。しかしラストで涼が父の仇に急接近するものの決着はつかず、結局物語の完結は実現していません。

 また、未完で終わってしまうゲームは、シリーズものだけとは限りません。ゲームボーイアドバンスのアクションRPG『トマトアドベンチャー』の結末も、プレイヤーに衝撃を与えました。

 同作は、トマトをモチーフとした「ケチャプー王国」を舞台に、トマト嫌いの主人公がガールフレンドを救うための冒険を繰り広げるお話。

 ラストではガールフレンドを救出する王道のエンディングと見せかけて、事態は思わぬ方向に。トマトに代わって、ピーマンが新たな敵として登場。仲間のひとりがさらわれ、主人公の「つぎの ぼうけんの はじまりだ!」というセリフで物語が締めくくられます。

 いかにも続きを匂わせる終わりだったため、ファンの間では「ピーマンアドベンチャー」の発売が望まれているのですが、20年近く続報はありません。開発元のアルファドリームが2019年に倒産したため、幻のゲームとなりそうです。

■大ボリュームのリメイクは序盤だけ!?

続きが気になりすぎる! PS4版『ファイナルファンタジーVII リメイク』パッケージ(スクウェア・エニックス)

 スクウェア・エニックスが2020年に発売した大作RPG『ファイナルファンタジーVII リメイク』も、衝撃のラストが話題を呼びました。

 ご存じのように、同作はPlayStationで発売された大ヒットRPGのリメイク作品。オリジナル版と比べて、リメイクではグラフィックが大幅に向上しています。不朽の名作が最先端の技術で表現される感動から、世界累計出荷およびダウンロード販売本数は、500万本を突破しています。

 ですが、リメイク版に収録されているのはオリジナル版における序盤のストーリーまで。主人公のクラウドたちが、最初の街であるミッドガルを脱出するところまでが描かれ、その続きはおあずけとなっています。

 さらに、同作が発売された後に開催されたイベント「FINAL FANTASY VII 25th ANNIVERSARY CELEBRATION」では、公式から全三部作の構想であることが発表されました。続編となる『ファイナルファンタジーVII リバース』は2023年の冬以降に発売が予定されており、完結はまだまだ先になりそうです。

 一度物語に触れた以上は、その辿(たど)り着く先をどうにかして見届けたいもの。待つ楽しみが増えたと思って、気長に吉報を待ちたいですね。

(ハララ書房)

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