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どこで使うのが正解? 『ドラクエ』で「思ったほど使わなかった不遇呪文」3選

マグミクス / 2023年9月26日 21時10分

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■名前すら忘れがちな呪文も?

『ドラゴンクエスト』の世界を冒険するにあたって、「呪文」の存在は欠かせません。強敵との戦い、フィールド上の移動など、さまざまな場面でプレイヤーを助けてくれます。

 シリーズを追うごとに新たな呪文が追加され、新呪文を冒険に活用するのも楽しみのひとつです。しかし、なかにはせっかく習得した呪文なのに効果的な使いどころが見いだせず、結局使う機会がなかった呪文に覚えはないでしょうか。

 そこで今回は使用機会が少ないと言われている3つの呪文に注目します。

 最初に紹介するのは「ミナデイン」です。ミナデインは、デイン系の最強呪文として『ドラクエ4』で初登場した呪文です。

 パーティー全員の力を合わせて発動するというコンセプトや、敵の頭上から凄まじい電撃を落とすという派手な演出もあって、いかにも最終奥義といった印象があります。

 しかし、発動時はパーティ全員のMPを消費し、使用ターンは呪文を詠唱する勇者以外のメンバーまで行動できなくなるという大きなデメリットがあります。とくに『ドラクエ4』では消費MPも多く、かなり使い勝手の悪い呪文に感じました。

 そのうえ、そこまで威力が高いわけではないので、パーティメンバーがそれぞれ個別で攻撃した総ダメージのほうが、「ミナデイン」の与ダメージより大きいというケースも少なくありません。

 ちなみに『ドラクエ11』では「ミナデイン」は呪文ではなく4人の連携技として実装され、与えるダメージ量や使い勝手も向上しています。

 続いて紹介するのは、『ドラクエ3』から登場した「ボミオス」という補助呪文です。

「ボミオス」には、相手のすばやさを下げるという効果があります。しかし『ドラクエ』シリーズは、どんなにすばやさが低くても、必ず1ターンに1回は行動順が回ってくる仕様なので、少しでも相手より先制攻撃をしたい特別な状況がなければ、ほかの選択肢を選ぶ人が多いはずです。

 また、『ドラクエ』シリーズには「ピオリム」という、味方全員のすばやさを上げる呪文があります。敵に使う「ボミオス」には失敗の可能性がありますが、「ピオリム」なら確実に仲間のすばやさを上げられるので、どうしても先制したいなら「ボミオス」よりも「ピオリム」を優先したくなります。

 最後に紹介するのは、「ペスカトレ」という呪文です。これは『ドラクエ8』だけに登場する呪文で、存在自体を知らない人も多いのではないでしょうか。

「ペスカトレ」の効果は、敵グループの「踊り」を封じ込めるというものですが、その名称からはまったく効果が連想できません。

 そして敵が使ってくる踊りといえば、「さそうおどり」「ふしぎなおどり」「メダパニダンス」「しのおどり」などがあります。しかし、これまでの『ドラクエ』シリーズには敵の踊りを防ぐ呪文がなかったので、あまりなじみのない「ペスカトレ」で対処しようという発想に至りにくいのが、使用機会の少なさにつながっているのかもしれません。

 そもそも踊り系を使ってくるモンスターには強敵が少ないので、個別に踊りを対処するよりも、さっさと倒してしまったほうが効率的、という考え方が一般的でしょう。

『ドラクエ』シリーズに登場する呪文には、時の流れとともに効果や仕様が少しずつ変化したものがあります。今は使いどころが少なく不要に感じてしまう呪文でも、いつか使い勝手の良い呪文に進化を遂げるかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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