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IVE「HEYA」こだわりのクリエイション 日本人アーティスト・XGスタイリストも参加

モデルプレス / 2024年5月9日 18時57分

「IVE SWITCH」メインビジュアル(提供写真)

【モデルプレス=2024/05/09】6人組ガールズグループ・IVE(アイヴ)が4月29日にリリースした新曲「HEYA」がヒット中だ。韓国の伝統美とトレンディなキュートさを融合させ、こだわり抜かれた芸術面でも注目を浴びている。

◆“太陽を愛した虎”描くIVE「HEYA」

2nd EP『IVE SWITCH』のタイトル曲である「HEYA」は、デビュー曲「ELEVEN」からIVEのヒット曲を生み出し続けるライアンジョン(Ryan S. Jhun)が手掛けた。「ELEVEN」から続く強烈なメロディーラインのパワフルさと、前作「Baddie」からIVEのもう一つの強みとなったヒップホップが調和し、更なるインパクトを残す「HEYA」。すでに韓国内音源チャートでは毎日TOP5の常連となっている。

楽曲の世界観は、韓国の象徴でもある“虎”が登場する逸話をベースに、韓国の伝統美と最新のトレンドを融合させた。韓国語で“太陽”を表すタイトルや歌詞からも伝わるように、“太陽を愛した6匹の虎”の物語を描いた壮大な物語に入り込むようなアート作品だ。

◆韓国の伝統とトレンドを融合させたIVEだけの世界観

MVを監督したのはIVEデビュートレーラーを担当したユン・スンリム氏。彼女のInstagramに掲載されている企画資料によれば、韓国伝統美術の典型的な要素を直接的に借用することを避け、IVEならではのキッチュでキュートなムードを引き出そうと努力した痕跡がうかがえる。

例えば韓国の伝統文化では風水思想をもとにした「五方色」(青・赤・黄・白・黒)や「五間色」(紫・紅・碧・緑・黄)がよく用いられるが、「HEYA」MVに登場するのはIVEのY2K感性とマッチするトロピカルカラー。古典的な素材を使いつつも、世界が注目する現代のK-カルチャーを担う自負も伝わってくる。監督によればMVの演出は企画資料だけで800ページを超えたという。

◆ミュージックビデオは韓国伝統絵画と最先端3Dが融合

MV本編やティーザー映像で最も印象的なのが、韓国の伝統画法で描かれたメンバーや虎のアニメーション。東洋画に基づく作品活動を行う若き女性クリエイターのパク・ジウン氏が原画を手掛けた。ジウン氏は普段、東洋画の伝統画法で現代風の少女を描く「少女四天王」という作品で知られている。

ジウン氏が「HEYA」の制作チームから求められたのは「伝統的だが目新しい韓国性、クラシックでありながらトレンディ…」といった伝統とトレンドが混在するイラスト。パープルやピンクといったIVEらしい色使いを用いながらも、東洋ならではの平面的な水彩画、デフォルメされた虎の姿などがオリエンタリズムへの好奇心を掻き立てる。

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