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買取店の「鑑定士」は資格がなくてもできる? 仕事内容や必要なスキル、なり方を解説

マイナビニュース / 2024年4月26日 13時5分

ただし、協会基準判定士になるには、日本流通自主管理協会の会員企業に属していることが必要ですので、気を付けましょう。
<ブランド品鑑定士になるには>

ブランド品鑑定士として働くには、ブランド品買取店に就職するのが一番の近道です。金・貴金属や宝石の鑑定などにも通じますが、鑑定士として活躍するためには、一つでも多くのブランド品を鑑定する環境に身を置き、経験を積むことが大切でしょう。

「資格がなくても就職できる? 」と心配になるかもしれませんが、「未経験可」とするブランド品買取店も多くあります。そうした店舗では研修制度が設けられており、ブランド品の鑑定・査定方法について教育が受けられます。

研修制度のあるブランド品買取店なら、未経験でもブランド品鑑定士として活躍するチャンスがありますので、研修の有無を確認して求人に応募するといいでしょう。
■買取店の営業には「古物商許可」が必要

これまでご紹介してきた鑑定士には、民間資格や持っていると有利な資格は存在しますが、必ずしも資格がなくても鑑定士として働くことは可能です。ただし、買取店を営業するには、「古物商許可」を取得しなければなりません。

古物商許可は、中古品(新品未開封含む)を扱う業者として開業する場合に必要なもので、営業所を管轄する警察署に申請を行います。無許可で営業を行うと、「懲役3年または100万円以下の罰金」が課せられます。

古物商許可の有無は、信頼できる店舗かどうかを見極める1つのポイントになります。買取店への就職を希望する場合、念のため、古物商許可を取っているか確認しておきましょう。
■鑑定士の経験が積める職場を目指そう

「鑑定士」と聞くと、「資格がないとできない仕事」というイメージがありますが、金・貴金属や宝石、ブランド品を鑑定するのに必ずしも資格は必要ありません。ただし、宝石には民間資格があり、特に「G.G」や「FGA」を持っていると信頼度が高まると言われています。また、ブランド品の扱いについて学べる「協会基準判定士」という資格もあります。

鑑定士として活躍するには、こうした資格取得も視野に入れつつ、実際に鑑定の経験が積める職場への就職を目指しましょう。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



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