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ネット時代の子供の間で広がっている「ポップコーン脳」...学校も手をこまねく問題は「書くこと」で防げる

ニューズウィーク日本版 / 2024年4月19日 10時14分

こうした子どもたちが増えるにつけ、保護者や指導者たちは子どもの思考力強化に早急に乗り出すべきと感じながらも、どうすべきか手をこまねいています。塾などの外部に丸投げするか、お手上げだとさじを投げるかのどちらかという由々しき状況です。

保護者や教育者が、この本で述べているライティングの効果について一刻も早く気づき、手を打ってくださることを願っています。

アメリカの小学校式、ライティングの力

アメリカの教育当局では、「子どもたちを作家に育てよう」と勧めています。もちろんこれは、詩や小説を書く作家ではなく、ロジカルな作文力を持つ作家級の子どもを育てなさいという意味です。

教育当局では、ライティングが、将来的な生活力や学習力やコミュニケーション力、心理的なスキルの核となると強調し、子どもが小学校に上がってから成人になるまで、学校や家庭でその力を開発していけるようサポートすべきだと述べています。

まずはたくさん読むこと、そして、読んだことを討論し、文章化して応用するといった活動を積極的に行うこと。

アメリカの小学校では毎日授業の前に15分間、ライティングの時間を設けていることもそうした理由からです。

『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』
 ソン・スッキ 著
 岡崎暢子 翻訳
 CCCメディアハウス

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