山口一郎、うつ病と向き合った2年間 今の思いを語る「自分が好きだってものをあきらめない」
ORICON NEWS / 2024年5月5日 21時58分
NHKスペシャル『山口一郎“うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~』が、5月5日に放送(後9:00)。密着映像などを通して、山口一郎がうつとともに生き、歌い続ける姿に迫った。
【予告動画】山口一郎、うつ病と向き合った2年間に密着取材
山口がうつ病と診断されたのは、2022年6月。発症の大きな原因は、20年のパンデミックだった。“不要不急”のものとされ、仕事を失った音楽業界の仲間を救おうと、基金の設立に動くなど、自分にできることは何か、模索を続けた。そしてパンデミックの出口が見え始めた時、心と体が悲鳴を上げた。
山口は、当時を「(パンデミック)真っ最中の時は、ある種、躁状態だったと思います。生配信で歌ったりとか、苦しんでいる人たちの状況を対談で聞いたり。今思えばその時から疲れが取れないとか、全然寝られないとか。でも、仕事のスイッチが入ると頑張れちゃう」と回顧。「キャパシティを超えちゃったという気がします。うつ病ってたぶん、もともと誰にもあるんですよ。それが大きくなって、ふとしたきっかけで決壊する。1回決壊すると、それが体に広がっていく。心から体に広がっていって、どうしていいかわからなくなる」と話した。
そして、22年にうつ病と診断されたが「今初めて話しますけど、最初信じてなかったんですよ。薬を飲まなかった。そうしたら、どんどん悪くなっていって」と告白。「うつ病になって、好きなものができなくなるって言われるけど、本当で、音楽が真っ先に自分から離れていった。圧倒的な孤独と不安。周りがあきらめちゃうんじゃないかなという心配があった。メンバーからもあきらめられるんじゃないかという怖さがあった」と打ち明けた。
今も症状は、一進一退を繰り返しており、番組では全国ツアーに挑むまでの山口の状況を紹介。そして迎えたツアー初日。山口は、密着のカメラに「この病気になってから、あしたはどうなるか。久々にあしたのことを考えず、今のことだけを考えて、こうやってライブやれるって幸せですよね」と話した。番組の最後には、山口の「うつ病とにらみ合って、いなくなれと思っても、つらくなるだけだと。『この野郎!』と肩を組むくらいの気持ちで。一番大事なのは、自分が好きだってものをあきらめない。それはできる」との言葉が伝えられた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
うつ病公表のサカナクション山口一郎、不調続く 「なかなか手強そうな底辺の尾根だ」
日刊スポーツ / 2024年5月16日 10時32分
-
うつと生きるサカナクション山口一郎さん 「復活」初日の言葉で思い出した1冊をお薦めしたい(松尾潔)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月10日 9時26分
-
サカナクション山口一郎、うつ病と向き合った2年間 NHKで特番「世の中に伝えていければ」【コメント全文】
ORICON NEWS / 2024年4月26日 16時46分
-
サカナクション・山口一郎がうつとともに生き歌い続ける姿を追ったNHKスペシャル、5.5放送
クランクイン! / 2024年4月26日 16時0分
-
サカナクション山口一郎、うつ病から再起に向けて 復活舞台裏に密着
モデルプレス / 2024年4月26日 16時0分
ランキング
-
1旧態依然とした日本映画界に風穴を 日本発の映画製作ファンドがカンヌで会見【第77回カンヌ国際映画祭】
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月18日 22時47分
-
2人気漫画家 「寝違えた?」病院行ったら…まさかの診断に仰天! 無事回復、「病院行って良かった」の声
スポニチアネックス / 2024年5月18日 21時40分
-
3「あれから30年」鈴木保奈美、『東京ラブストーリー』共演女優と3ショット 「すごいメンバー」と感激の声
クランクイン! / 2024年5月18日 17時30分
-
4『ダイヤのA actII』アニメ続編制作決定 お祝いイラスト公開
ORICON NEWS / 2024年5月18日 21時0分
-
5吉川愛、愛犬との「キス」ショットにファンもん絶!「破壊的に可愛いです」「なんて愛おしいんだ」
スポーツ報知 / 2024年5月19日 7時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください