長野県立美術館で、NAMコレクション展 特集展示:信濃デッサン館コレクションを、2023年1月19日(木)から開催!
PR TIMES / 2023年1月17日 18時15分
長野県立美術館のコレクション(NAM コレクション)は、菱田春草、荻原碌山ら信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に構成されています。
当館のコレクション展では 1 年をかけて、洋画、日本画、工芸等あらゆるジャンルの収蔵品を展示します。第V期は「信濃デッサン館コレクション」を特集展示します。当コレクションは、2018 年から翌年にかけて、上田市の信濃デッサン館(現・KAITA EPITAPH 残照館)から新たに収蔵した、村山槐多、関根正二、野田英夫ら夭折(ようせつ)画家の作品を中心とする、絵画、素描、彫刻等 390 点から構成されています。1979年に開館した信濃デッサン館は、館主の窪島誠一郎氏が収集した、日本近現代作家による素描を主軸とする質の高いコレクションを特徴としており、また村山槐多の命日を偲ぶ「槐多忌」を毎年開催するなど、人々の交流の場でもありました。本特集では信濃デッサン館の活動に関する資料とともに、コレクションから選りすぐりの約 110 点を紹介します。信州の地に集った若き画家たちの結晶と、約 40 年にわたる館の歩みをご覧ください。
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■信濃デッサン館について
1979 年、上田市にある独鈷山(とっこさん)山麓の前山寺参道脇に開館。夭折画家の作品 77 点の展示を起点 として、その後も村山槐多《尿する裸僧》を筆頭に日本近現代美術のコレクションを拡充。1986 年に分館「槐多庵」、翌年には姉妹館「野田英夫記念美術館」(ウッドストック、閉館)が、そ して 1997 年には戦没画学生慰霊美術館「無言館」が開館する。信濃デッサン館は2018 年無期限休館となり、コ レクションの一部を長野県立美術館が購入、受贈した。2020 年、「KAITA EPITAPH 残照館」と改称して再開、活動を続けている。
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■出品作家
靉光(あいみつ)、石井鶴三 (いしい・つるぞう)、井手則雄(いで・のりお)、瑛九(えいきゅう)、小熊秀雄(おぐま・ひでお) 、国吉康雄(くによし・やすお)、古茂田守介(こもだ・もりすけ)、関根正二(せきね・しょうじ)、鶴岡政男(つるおか・まさお)、戸張孤雁(とはり・こがん)、中原悌二郎(なかはら・ていじろう)、野田英夫 (のだ・ひでお)、野見山暁治(のみやま・ぎょうじ)、広幡憲(ひろはた・けん)、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)、村山槐多(むらやま・かいた)、保田龍門(やすだ・りゅうもん)、山崎省三(やまざき・しょうぞう)、山本豊市(やまもと・とよいち)、吉岡憲(よしおか・けん)
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■見どころ
・信濃デッサン館コレクションの核となる作家たちを紹介
信濃デッサン館は、関根正二、野田英夫ら 9 名の作品の 展示から始まりました。本特集も、一斉に集った彼ら
の作品により幕を開けます。
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・村山槐多作品を一挙に展示
大正時代を代表する夭折画家、村山槐多の作品群は 信濃デッサン館の顔として広く知られてきました。
本特集は、その中から19点を紹介する貴重な機会となります。
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・信濃デッサン館の歴史を振り返る資料展示
年表、資料と共に、開館以降の企画展や催し等、地域に根付いてきた館の多彩な活動を振り返ります。
■関連イベント
※新型コロナウイルス等、諸般の事情により、イベント内容の変更や入場を制限する場合があります。
記念対談
講 師:原田光氏(岩手県立美術館 前館長)×松本透(長野県立美術館 館長)
日 時:2月26日(日)14:00~
会 場 :3Fレセプションルーム
参加費 : 無料(要観覧券)
定 員:30名*要申込(※2月2日~当館HP申込フォームにて受付)
記念講演会
講 師:窪島誠一郎(KAITA EPITAPH 残照館・無言館館主)
日 時:3月11日(土)14:00~
会 場:B1Fホール
参加費 : 無料(要観覧券)
定 員:70名*要申込(※2月13日~当館HP申込フォームにて受付)
学芸員によるギャラリートーク
当館学芸員が、信濃デッサン館コレクションの出品作品から数点を選び紹介します。
日 時:1.1月 28日(土)14:00~
2. 2月 18日(土)14:00~
会 場 : 本館 2F コレクション展示室入り口
※ご参加の方は、14:00 までに本館 2F コレクション展示室入口にお越しください。
参加費 : 無料(要観覧券)・事前予約不要
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