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Google、Chrome ユーザーのオンラインプライバシー保護を強化するプライバシーサンドボックスのイニシアチブに Fastly Oblivious HTTP リレー を採用

PR TIMES / 2023年3月17日 16時45分

世界最速のグローバルエッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc.(NYSE: FSLY、https://www.fastly.com/) は本日、ターゲティング広告を継続的にサポートしながらプライバシー保護を強化するプライバシー サンドボックスのイニシアティブ「FLEDGE」の一環として、Fastly Oblivious HTTP リレー (以下、Fastly OHTTP リレー) を Google LLC (NASDAQ: GOOGL) と運営することに合意したことを発表しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/37639/41/resize/d37639-41-840098b0bbffc2438536-1.png ]


カスタマイズされたエクスペリエンスを提供したいオンラインサービス上で、ユーザーの個人識別情報(PII: Personally Identifiable Information)を保護することは、複雑かつ重要な課題になっています。このような背景から、Google Chrome は、Web サイト間でのユーザーの追跡を可能にするサードパーティ Cookie のサポートを 2024 年までに段階的に廃止する予定です。Google のプライバシー サンドボックスのイニシアチブは、Web サイト間およびアプリ間のトラッキングを削減しつつ、オンラインコンテンツやサービスをすべての人が自由に利用できる仕組みの構築を目指しています。

FLEDGE はプライバシー サンドボックスのイニシアチブの一環として、クロスサイト トラッキングを許可せずに適切な広告を選択するように設計されている、リマーケティングおよびカスタムオーディエンス広告を実現します。FLEDGE(https://developer.chrome.com/ja/docs/privacy-sandbox/fledge/)は Fastly OHTTP リレー を使用し、k-匿名化した広告のコホートをカウントし、FLEDGE とそれをサポートするインフラを非公開にできます。

Google のプロダクトマネジメント担当 Senior Director である Victor Wong 氏は次のように述べています。「ユーザーデータをプライベートかつ安全に保つことは、オンラインビジネスにとって非常に重要な課題となっています。Google は Fastly とともに、ユーザーに堅牢なプライバシー保護を提供しながら、高品質でパーソナライズされたエクスペリエンスを提供し続けます。」

Fastly OHTTP リレー は、個人に関するデータを高速かつ確実に分離・隔離すると同時に個人を特定しないリクエストのみをビジネスサーバーに転送します。同プラットフォームは特別に作成された HTTP リクエストと多層アーキテクチャを採用しており、この仕様(https://datatracker.ietf.org/doc/draft-ietf-ohai-ohttp/)で必要とされていないクライアントのリクエストヘッダーはすべて削除、必要なヘッダーがあることを確認してから、事業者が設定したオリジン(OHTTP ゲートウェイ)にリクエストを転送し、ユーザーの IP アドレスを Google から非表示にします。さらに、ゲートウェイのレスポンスに対しても同じ機能を実行しています。

Fastly の製品・インフラストラクチャ・ネットワークサービス担当 Vice President である Jana Iyengar は次のように述べています。「Fastly は、すべてのユーザーにとってインターネットをより使いやすく、安全な場所にすることを目指しています。今回の FLEDGE による Fastly OHTTP リレー の採用は、Fastly のプラットフォームのパワーと柔軟性を裏付けるものです。プライバシー保護と Web 全体のパフォーマンス向上を支援する Google のエコシステム主導のアプローチにおいて、Fastly が重要な役割を果たすことができることを嬉しく思っています。」

Fastly OHTTP リレー は、Fastly が提供するプライバシー保護サービスの一部で、最高水準のユーザープライバシー提供を求めるすべてのオンラインサービスでご利用いただけます。 OHTTP の詳細については、Fastly のブログ(https://www.fastly.com/jp/blog/enabling-privacy-on-the-internet-with-oblivious-http)をご覧ください。


[画像2: https://prtimes.jp/i/37639/41/resize/d37639-41-cbb3a07d042603fed913-0.jpg ]


Fastly について
Fastly のパワフルでプログラム可能なエッジクラウドプラットフォームは、世界のトップ企業による最速のオンラインエクスペリエンスの実現や、Web パフォーマンスの向上、セキュリティ強化、そしてグローバル規模でのイノベーションの促進を支援します。95%以上の顧客満足度を獲得し、世界トップクラスのサポートを提供している Fastly のエッジコンピューティング、デリバリー、セキュリティ製品群は、IDC、Forrester、Gartner などの業界アナリストからリーダーとして評価されています。Fastly の強力かつ最先端のネットワークアーキテクチャは世界最速であり、開発者は安全な web サイトやアプリケーションをグローバル規模で迅速に市場へ投入するだけでなく、業界をリードするコスト削減を実現します。Fastly のお客様には、国内では日本経済新聞社、メルカリ、リクルート、サイバーエージェント、海外では Stripe、The New York Times、GitHub など、世界的に著名な企業が Fastly のサービスを通じてインターネット体験を向上させています。Fastly の詳細については Fastly.com/jp(https://www.fastly.com/jp)をご覧ください。また、Twitter @FastlyJapan(https://twitter.com/FastlyJapan)および Facebook(https://www.facebook.com/FastlyEdgeCloudJapan/)でも最新情報をご覧いただけます。

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