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アスコット、手数料収入倍増における新たな目標を発表

PR TIMES / 2023年4月26日 19時15分

今後5年間で5億シンガポールドル以上第1四半期で4,000ユニットを超える新規契約獲得

世界40ヵ国220都市以上で展開、世界をリードするロッジングオペレーター兼オーナーであり、キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)が100%出資するThe Ascott Limited(アスコット)(日本での運営会社:株式会社アスコットジャパン/東京都港区、社長:クリスチャン・ボーダー)は、第1四半期に4,000室以上の契約締結し、2023年までに16万室を獲得するという目標を達成し、さらなるQuality Growth(質の高い成長)を目指し、今後5年間で手数料収入を2倍の5億シンガポールドル以上とする目標を新たに掲げました。



[画像: https://prtimes.jp/i/50125/64/resize/d50125-64-87b39b3320e54dc18f3f-0.jpg ]

これは、アスコット史上最高益となった2022年度の2億5,800 万シンガポールドルをさらに超える目標値となります。宿泊事業の手数料収入は、記録的な契約成約と施設の開業を背景に、2022年度時には前年度対比36%増となりました。アスコットは、CLIの事業全体における手数料関連収益において、多大に貢献しています。

また、2022年度には、 客室数20%増加という記録的な結果を残しました。オークウッドを買収したことにより、アスコットのポートフォリオに約 15,000 室が新たに追加されました。約56,000室だった2018年と比較し、2022年には95,000室以上を達成するという過去5年間で急速な成長を遂げ、ネットワークを拡大し続けています。今年は、さらに70以上の施設で新たに13,500室以上の開業を見込んでいます。アスコットは、サービスアパートメント、ホテル、コリビング、シニアリビングと幅広いポートフォリオを持っており、今後もさらに多様なオプションを提供し、ミッドスケールからラグジュアリーのセグメントにおいて、引き続きネットワークを拡大していく予定です。また、今後の5ヵ年計画として、新規開業および新規契約により、年間約8~10%の客室数の増加を見込んでいます。

アスコットおよびキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)ロッジングの最高経営責任者であるケビン・ゴーは、次のように述べています。「アセットライト戦略により、アスコットは5年ごとに客室数を倍増させ、2008年時の約2万室から現在の16万室へと急速に成長してきました。ポートフォリオを8倍に拡大したことによりプラスのファイナンシャルインパクトを得ており、今後5年間はさらなる利益向上を目指します。10年前の時点では43%であったマネジメント契約およびフランチャイズ契約は、現在、客室数の80%以上がマネジメント契約やフランチャイズ契約での運営となっています。これにより、長期的に安定した手数料収入を見込むことができます。」

2022年度の海外旅行需要回復に伴い、利用可能な客室当たりの売上高(REVPAU)が前年度比40%増となり、好調な営業成績を収めました。引き続き、パフォーマンス向上を目指してまいります。
また、今後もさまざまな期待に応えるべく、「Brand360」をグローバルに展開しています。「Brand360」は、各ブランドのストーリーを明確にし、ブランド独自の体験やプログラムを充実させていく取り組みで、アスコットのブランドポートフォリオをさらに強化し、さらなる顧客満足度やロイヤリティの向上を目指します。また、2019年後半に立ち上げたアスコットのロイヤリティプログラム、「Ascott Star Rewards(ASR)」は、コロナ禍においても、飛躍的に成長し続けました。2022年、ASRメンバー数は世界全体で36%増加し、メンバーシップからの収益は2021年時の5倍を記録しました。

「新たに掲げた目標を達成するために、引き続き、より質の高い手数料を生み出すマネジメント契約およびフランチャイズ契約を獲得し、アスコットの強力なブランドエクイティとダイレクト予約チャネルを活用しつつ、施設オーナーの皆さまやゲストの皆さまに、さらなる価値を提供していきます。受賞歴のあるホスピタリティブランドと私たちの施設は、さまざまなマーケットセグメントにおいて、長期滞在と短期滞在における需要の両方にお応えすることができます。アスコットでは、施設の開業を進めていく一方で、キーロケーションにあるいくつかの既存施設をフラッグシップとしてアップグレードすることにも注力していきます。これにより、シンガポールのThe Robertson House by The Crest Collection、The Cavendish London、Citadines Saint-Germain-des-Pres Parisなどが準備中で、これらはThe Crest Collection(クレストコレクション)にブランドを変更する予定です。」

「オーガニックグロースだけでなく、戦略的な合併や買収の機会も積極的に模索し、宿泊分野における主要なグローバルプレーヤーになるという目標に向かい、邁進していきます」と述べています。また、縦断的に統合された体制により、強力な投資・資産運用能力を活用し、スポンサーとなっている宿泊施設向け信託や私募ファンドを通じて拡大することができます」とゴーは付け加えました。

6 年連続の記録的な契約と開業

過去6年間の記録がベースとなり、 2023 年第 1 四半期には、アスコットは中国の上海と深センを含む都市に20 施設、約4,000室を追加しました。 その中には、インドネシアのバリとゴロンタロ、日本の福岡と大阪、マレーシアのクアラルンプールとペナン、そしてタイのチョンブリが含まれます。今年の継続的な成長は、2022年に160施設で約33,000室という記録的な成長を達成したことが影響しています。

オーストリアのウィーン、中国の成都、重慶、広州、三亜、上海、蘇州、西安、珠海、インドのゴア、インドネシアのジャカルタ、マレーシアのペナン、ベトナムのホーチミン、フランスのブロン、アフリカのジブチ、トルコのアンタルヤ、サウジアラビアのアル・コバールなどの主要都市でも拡大しており、2023年から2028年にかけて、開業を予定しています。経済活動、都市化、海外からの直接投資の増加に伴い、ビジネスやレジャーを目的とした旅行者の需要の高まりに対応していきます。

また、海外旅行の回復に伴い、開業軒数においても2022年に、45施設で9,300室以上という記録的な結果を生み出しました。オーストラリアで開業する初のlyfブランド、lyf Collingwood Melbourneや中国の活気ある港町、寧波にオープンしたAscott Huaishu Road Ningbo、珠江デルタ経済区の最大都市の1つである初のオークウッドブランOakwood Residence Foshan、タイのリゾート地に開業するアスコット初の施設となったSomerset Pattayaが含まれています。

オーストリアの「Citadines South Vienna」、ケニアの「Somerset Westview Nairobi」に初めてのアスコット施設を開業し、アスコットの拠点であるシンガポールでは、lyf Farrer Park Singapore、Citadines Raffles Place Singapore、Citadines Connect City Centre Singapore、Citadines Connect Rochester Singaporeの4施設をオープンしました。中国の人気観光地にあるAscott Dadonghai Bay Sanyaを含め、2023年1月~3月の間に、6施設、約920室をオープンしました。

中国の渡航制限が緩和されたことで、問い合わせが大幅に増加し、2023年3月の中国国内施設の1日平均予約件数は、2022年12月と比較して約150%増加しました。フライト本数が正常化し、パンデミック以前の水準に戻り続ける中、中国のインバウンドおよびアウトバウンド需要を取り込む準備ができています。


■The Ascott Limited(アスコット)について

アスコットは、シンガポールに本社を置く、世界40ヵ国220都市以上に展開する世界をリードするロッジングオペレーターでありオーナーグループです。世界に広がる私たちのネットワークは、アジア・パシフィック、 中央アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカに広がり、現在、約95,000室を運営しています。また、65,000室以上が計画・開発段階にあり、トータル900施設、160,000室に及びます。サービスアパートメント、コリビング及びホテルのブランドとして、「アスコット」「シタディーン」「lyf (ライフ)」「オークウッド」「クエスト」「サマセット」「クレスト コレクション」「アンリミテッド コレクション」「プリファレンス」「フォックス」「ハリス」「POP!(ポップ)」「ヴァーチュ」「Yello!(イエロー)」を展開しています。
アスコットのロイヤリティプログラム「Ascott Star Rewards (アスコットスターリワーズ)」では、メンバー限定の特別な特典や割引をご用意しております。アスコットはキャピタランド・インベストメント・リミテッドの完全子会社であり、1984年に「ザ アスコット シンガポール」をオープンしたことで、アジア・パシフィックにおける国際レベルのサービスアパートメントの先駆けとなりました。現在に至るまで40年以上の業界実績と受賞歴を誇り、世界中で認知されています。
日本では2002年に株式会社アスコットジャパンとして展開を開始しました。現在は「アスコット」「シタディーン」「lyf(ライフ)」「オークウッド」「サマセット」の5ブランド21施設を東京、神奈川、京都、大阪、福岡で展開しています。2023年6月には「シタディーンハーバーフロント横浜」を、続いて同年中「lyf Ginza Tokyo」を開業予定です。

アスコット公式サイト:https://www.discoverasr.com/ja
アスコット公式インスタグラム:@DiscoverASRJapan https://www.instagram.com/discoverasrjapan/

■キャピタランド・インベストメント・リミテッドについて (www.capitalandinvest.com)

シンガポールに本社を置きシンガポール証券取引所に上場しているキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、アジアに広範囲な拠点を置く世界的な不動産投資運用会社です。2022年12月31日現在、CLIはアジア・パシフィック、ヨーロッパ、アメリカにおいて30の私募ファンド、6つのREIT(上場不動産投資信託およびビジネストラスト)を通じて、AUMベースで約1,320億シンガポールドル、FUMベースで約880億シンガポールドルの不動産を運用しています。運用不動産のアセットクラスはリテール、オフィス、ロッジングロッヂング(ホテル、賃貸マンションほか宿泊系施設)、ビジネスパーク、産業用不動産、物流施設、データセンターと多岐にわたっています。

キャピタランド・グループにおける上場投資運用事業部門であるCLIは、グループの開発事業部門であるキャピタランド・デベロップメントがそのパイプラインとして外部成長を強力にサポートしています。このキャピタランド・エコシステムが他の不動産投資運用会社との差別化を実現しています。

また、キャピタランド・グループはサステナビリティをその活動の中核に据えており、CLIはその一員として 2050年までのネット・ゼロをコミットメント目標としてその達成に向けて取り組んでいます。責任ある不動産企業として、長期的な視点に立った経済的価値をステークホルダーに提供するとともに、事業を展開するコミュニティの環境的・社会的福祉に貢献します。

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