マレーシアでグリーン水素/MCH製造プラントの基本設計役務を受注
PR TIMES / 2024年4月2日 12時45分
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤雅之)は、海外EPC事業会社である日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員:ファルハン・マジブ。以下「日揮グローバル」)が、このたびENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)と住友商事株式会社(以下、「住友商事」)がマレーシアにて計画を推進するグリーン水素製造プラントとMCH製造プラントに係る基本設計役務を受注しましたので、お知らせします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。
1.契 約 先: ENEOSおよび住友商事によるコンソーシアム
2.建設場所: マレーシア国サラワク州
3.役務内容: グリーン水素プラント(年産90,000トン規模)、およびMCH※製造プラントに係る基本設計役務
※メチルシクロヘキサン。水素ガスの500分の1の容積で常温常圧の液体。貯蔵や輸送など取り扱いが容易なことが特徴。
4.プロジェクトの概要:
ENEOSおよび住友商事は、マレーシア・サラワク州において州政府傘下の企業であるSEDCエナジー(正式名称:SEDC Energy Sdn Bhd)と共同で、水力発電所からの再生可能エネルギー由来の電力を用いて製造したグリーン(CO2フリー)水素を効率的な水素の輸送形態の一つであるMCHに転換し、日本の需要地に海上輸送するグリーン水素サプライチェーンの構築(以下「本事業」)を検討しています。
このたび日揮グローバルは、本事業における年産90,000トン規模のグリーン水素製造プラントと、製造された水素をMCHに転換するMCH製造プラントに係る基本設計役務を受注しました。なお製造された水素のうち、年産2,000トンは地元の需要者向けに供給される計画です。
当社グループは、本事業のフィージビリティスタディから一貫してサポートしてきており、今般、特に当社グループの卓越したエンジニアリング技術とプロジェクト遂行力が評価され、基本設計役務の受注に至ったものと考えています。
現在、マレーシアのみならず、世界各国で水素・燃料アンモニアを含む数多くのサステナブル分野のプロジェクトが計画されています。当社グループは、本基本設計役務をはじめ、今後実施される同分野のプラントの設計・資機材調達・建設工事を成功裏に完遂することにより、顧客の水素やアンモニアをはじめとするサステナブル分野の事業拡大、ひいては脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
クリーンエネルギー拠点で注目 北海道・苫小牧の取り組み
毎日新聞 / 2024年4月30日 17時1分
-
JERA、米CFインダストリーズと米ルイジアナ州での低炭素アンモニア開発で提携(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月24日 0時40分
-
クイーンズランド州に国内初のグリーン水素電解槽製造工場が開設(オーストラリア)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月15日 0時10分
-
JX石油開発・住友商事、米ルイジアナ州での持続可能な航空燃料(SAF)事業に参画(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月10日 15時55分
-
JX石油開発・住友商事が米国ルイジアナ州における大規模 SAF/BECCS 事業に参画
PR TIMES / 2024年4月10日 15時40分
ランキング
-
1日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 9時30分
-
224年度の企業倒産、1万件超か 原材料高、人手不足が収支圧迫
共同通信 / 2024年5月4日 15時30分
-
3相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
-
4箱根にフロントもない「無人ホテル」開業 〝不便さ〟感じる? 記者が体験してみた
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月4日 18時38分
-
5過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください