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出光興産と中外製薬が医薬品製造工場で発生する使用済みプラスチックの再資源化に向けた実証実験を開始

PR TIMES / 2024年4月30日 14時45分

 出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「当社」)は中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:奥田 修、以下「中外製薬」)と共同で、医薬品の製造工場で発生する使用済みプラスチック※1の再資源化(油化ケミカルリサイクル※2)に向けた実証実験を開始します。



 当実証実験では、中外製薬のグループ会社である中外製薬工業株式会社の浮間工場で発生する使用済みプラスチックを原料として、当社の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン株式会社が、油化ケミカルリサイクル技術により生成油を生産します。当社はこの生成油を石油化学製品や燃料油の原料として利用可能かを確認するとともに、使用済みプラスチック再資源化の可能性を検証します。
 将来的には、当社の石油精製・石油化学装置を活用し、医薬品製造工場で発生する使用済みプラスチック由来の生成油を原料とした「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」※3の生産を目指します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/23740/464/resize/d23740-464-deeaf38ea6630c72e2ef-0.png ]

                    当取り組みを通じて目指す姿

 当社は 2050 年カーボンニュートラル社会の実現に向け、2030 年ビジョン「責任ある変革者」、2050 年ビジョン「変革をカタチに」を掲げています。2022年11 月に発表した中期経営計画(対象年度:2023~2025 年度)では、下記の「3つの事業領域」の社会実装を通して「人々の暮らしを支える責任」と 「未来の地球環境を守る責任」を果たしていくことを表明しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23740/464/resize/d23740-464-170933e6f18821538c57-1.png ]

 医薬品製造工場で発生する使用済みプラスチックの再資源化の取り組みは、当社が中期経営計画にて表明した3つの事業領域のうち「多様な省資源・資源循環ソリューション」の社会実装に向けた取り組みの一環です。

 当社は当実証実験を通じて、カーボンニュートラルおよび循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。

※1医薬品製造工場で発生する使用済みプラスチック:バイオ医薬品の製造工程で使用されるシングルユースプラスチック*など。
*医薬品製造に使用するフィルター類や一部ステンレス製設備の代替となる再使用ができないプラスチック製品類

※2油化ケミカルリサイクル:使用済みプラスチックを油化して、生産した生成油を原料に「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」を製造する再資源化の手法。以下リリースをご参照ください。
2023年4月20日付
使用済みプラスチックを原料とした油化ケミカルリサイクル商業生産設備への投資決定について

※3リニューアブル化学品、リニューアブル燃料油:使用済みプラスチックを原料に油化ケミカルリサイクルを行い、生産した生成油から製造された化学品や燃料油のこと。


【会社概要】
ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社
本社    :東京都中央区新富一丁目18番8号 RBM築地スクエア6階
代表者   :代表取締役社長 岡村 仁彦
主な事業内容:出光興産株式会社の子会社として、使用済みプラスチックの調達、
       自社設備を用いた油化ケミカルリサイクル、生成油の販売
ウェブサイト:https://cr-japan.co.jp/company/

【参考】
当社の使用済みプラスチックリサイクルに関する取り組みについて
・使用済みプラスチックのリサイクル
・Idemitsuが挑む3つの事業領域





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