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パーソルテクノロジースタッフ 中小企業のフリーランス活用を調査

PR TIMES / 2022年3月7日 12時45分

約3割がフルタイム、常駐勤務を期待するなど、偽装請負発生リスク有!? 9割超の企業が業務委託契約を知っていると回答も、うち4割は「なんとなく理解」

総合人材サービスのパーソルグループでIT・ものづくりエンジニアの人材派遣を手掛けるパーソルテクノロジースタッフ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下パーソルテクノロジースタッフ)は、フリーランス人材の活用を検討・実行している中小企業を対象にフリーランス人材活用に関する意識調査を行いました。

【主な調査結果】
1)94.0%が雇用契約と業務委託契約の違いを理解していると回答するも、うち41%は「なんとなく理解」
2)34.5%がフリーランス人材にフルタイム出勤を希望しているなど、偽装請負発生のリスク有り
3)フリーランスへの発注時に取り決めておきたい項目への理解は65.3~46.7%にとどまる
※本調査を引用いただく際は、パーソルテクノロジースタッフ「中小企業におけるIT系フリーランス活用調査」と出展を明記してください。



■調査結果
1.中小企業の94%が、雇用契約と業務委託契約の違いについて理解していると回答するも、41%は「なんとなく理解している」ことが明らかに

[画像1: https://prtimes.jp/i/16451/622/resize/d16451-622-ef96fda0e337fe1dcda4-3.jpg ]

フリーランスを活用する際に結ぶことになる業務委託契約。社員やアルバイトなどの場合に結ぶ雇用契約との契約の違いについて、全体の94%が理解していると回答。しかし、そのうち41%は「なんとなく理解している」と回答。さらに、フリーランスを活用した企業だけを対象にした場合も、27.3%は「なんとなく理解している」と回答し、約3割の企業が外部人材活用における「契約形態」と「はたらき方」への理解が完全ではないまま活用していることがうかがえます。

2.本音は時間と場所を固定したい!?フルタイムでの出勤を34.5%が希望

[画像2: https://prtimes.jp/i/16451/622/resize/d16451-622-f4a42bbd5c78283d977d-2.jpg ]

フリーランスに期待する点として、「技術的な点でのアドバイスをしてほしい」、「社員への刺激や若手育成などにも関与してほしい」に次いで、「フルタイムで出勤してほしい」、「気軽に相談できるように常駐してほしい」が上位に。94%が業務委託契約を理解していると回答した一方で、時間や場所を固定してはたらくことを期待する企業がいることがわかります。

業務委託契約は、フリーランスが主体的に仕事を進めるはたらき方であるため、労働時間や作業場所、業務の遂行方法などを、発注する企業が指定してしまうと偽装請負とみなされるリスクがあります。偽装請負だと判断されると「改善命令」「業務停止」などの行政処分や「指導」を受ける可能性があるだけでなく罰則の適用対象にもなり得るため、発注側も注意が必要です。

3.フリーランスを活用時に、事前に取り決めなければならない項目への理解は約4~6割にとどまる

[画像3: https://prtimes.jp/i/16451/622/resize/d16451-622-88d3fefe3945f8696075-1.jpg ]

フリーランスを活用する際に事前に取り決めなければならないと思う点については、約4~6割の認識となっています。

本来、フリーランスを活用する際、業務委託契約書の作成は必須ではないため、これらの項目については書面で取り決める義務はありません。(※下請法が適用されるケースを除く)しかし、委託者-受託者間のトラブルに備えてリスクヘッジのために業務委託契約を締結する企業は少なくありません。

なぜフリーランスへのフルタイムや常駐への希望が発生するのか?
背景にあるのは企業の後ろ盾がないフリーランス人材への懸念

[画像4: https://prtimes.jp/i/16451/622/resize/d16451-622-b7e22640bdb6a98ecd59-0.jpg ]

解説者プロフィール:
パーソルテクノロジースタッフ ITアドバイザリーサービス 責任者 柏谷 飛鳥

当社では、時間や場所を固定したはたらき方をフリーランスにご要望されるケースについてはすべてお断りをしています。そのようなご希望の背景にあるのは、企業の後ろ盾がないフリーランス人材に対する情報セキュリティやスキル面での懸念がほとんどです。そのため、当社ではITアドバイザリーサービスをご利用いただく際、契約前に紹介予定のフリーランス人材と企業さまの担当者との面談を行い、まずはお人柄や実績を知っていただきます。安心を得ることで、時間や場所を固定したはたらき方についての要望を解消していただくことができます。
またフリーランス人材との契約や活用サポートについては当社が責任をもって行うため、「業務委託契約に関する知識がないために、知らずに偽装請負になってしまった」といったリスクも回避することができます。

IT×経営を強みにするフリーランスをご紹介する
パーソルテクノロジースタッフのITアドバイザリーサービス
https://persol-tech-s.co.jp/techadviser/
・ペーパーレス化やDX化など、中小企業のIT化を推進するためのフリーランス人材をご紹介
・ITコーディネータや中小企業診断士などの資格保有者が100名以上登録
・派遣やアウトソーシングサービスを通じて培ったノウハウに基づき、適切な人材をアサイン

フリーランスは適切な人材アサインと正しい活用方法により、プロジェクト推進はもちろんのこと社員育成などさまざまな観点でメリットが得られる人材活用方法です。パーソルテクノロジースタッフでは、多様なはたらき方の拡がりにより、今後さらに活発化するとみられるフリーランス人材を安心してご利用いただくためのサポートを行ってまいります。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/16451/table/622_1_714891588029d89d4b48e4e191c6fff5.jpg ]



<調査概要>
・調査期間:2021年11月22日~11月24日
・対象エリア:関東・東海・関西
・対象者:従業員数300人未満の企業にて、IT人材の採用またはIT関連の発注に携わる方 300名・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

<参考>パーソルテクノロジースタッフ 中小企業でのフリーランス活用調査 第1弾
活用後の満足度7割超、新たなIT人材の活用手法として期待
スキルや納品トラブルなどの課題も。カギは要件整理と自社に合った人材のアサイン
https://persol-tech-s.co.jp/corporate/news/research/20220221.html

■パーソルテクノロジースタッフ株式会社について<https://persol-tech-s.co.jp/
パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣サービスを提供しています。テンプスタッフ・テクノロジーとインテリジェンス派遣部門の経営統合により、2017年1月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。
グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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