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働く母に聞く【結婚・出産を機に“正社員”を辞めた経験は?】 「辞めたことある」80.1%/退職理由「心身に負担」46.4%

PR TIMES / 2024年5月9日 13時15分

正社員経験平均年数「子どもいない」11.6年、「子どもいる」7.4年 ~しゅふJOB総研調査~

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『正社員経験と退職』をテーマに、就労志向の既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:606件)



■調査結果概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/916_1_58bcb1d4f25fbed71cb01972e03d8432.jpg ]


1.正社員として働いた経験「6年以上」51.5%
[画像1: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-0090eda9e6c97518da2d-0.png ]


2.正社員経験平均年数「子どもいない」11.6年、「子どもいる」7.4年
[画像2: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-191432a1379b003c9091-1.png ]

3.正社員として働いていた時、結婚や出産で退職した経験「ある」78.2%
[画像3: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-f05f5d147ec732e4010c-1.png ]

4.結婚や出産で正社員以外に変えたまたは退職した経験:子どもの有無別比較
[画像4: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-ca11345204aa4ef4b3f9-1.png ]

5.結婚や出産で正社員以外に変えたまたは退職した人の理由
[画像5: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-d1f1cb584d11f034a4e2-1.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-2bc969ab99b5888b1201-1.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-67041e3b3b619ac9eab4-1.png ]

6.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・家事と仕事ワンオペが現実で会社の制度が無い限りキャリアは捨てるしかない(50代:正社員)
・周りに協力と実家が近い等自分(妻側)にあわせた生活じゃないと無理だと思う。私の場合は義理家族と敷地内同居で全く協力をえられず、子どもが小学校高学年になるまで社会復帰できなかった(40代:パート/アルバイト)
・どちらもというのは難しいと思う。ダイバーシティとか騒ぎすぎだと思う。仕事一筋の人をもっと評価すべきと思う(40代:今は働いていない)
・育児に専念する期間があってもいいと思います。転勤族などもいるので、ブランクに対してそこまで社会がナーバスになる必要もないのではと考えます(50代:今は働いていない)
・在宅ワークがもっと増えれば良い(40代:パート/アルバイト)
・保育園問題と子供が病気になった時の休暇の取りやすさ改善してほしい(20代:今は働いていない)
・何より会社の理解がないと始まらない(40代:パート/アルバイト)
・両立という考え方をやめるべき。本気できちんとやるならば、どちらも片手間にやれるようなものではない。但し、この場合、家庭は育児を含むものとします(40代:その他の働き方)
・夫婦お互いの思いやりがあっての、お互いの仕事、キャリア。他人や国に頼る前に、ますば家族での話し合い(50代:パート/アルバイト)
・出産すると、女性はどうしても一時的にキャリアを中断しなければならない時期がある。子どもが小さいうちはフルタイムで働くことも難しいので、結果、思うようなキャリア形成ができないのが現実ではないか(40代:今は働いていない)
・職種によって仕事と家庭の両立が全くできない(30代:パート/アルバイト)
・子供が生まれるまでは、キャリア形成にも頑張っていたが、今は家庭と子供との時間を大切にしたいので、キャリア形成よりも短時間勤務で、子供の病気で休みやすい仕事を求めている(40代:SOHO/在宅ワーク)
・そもそも会社や家庭での相互理解がない。例えとして、今年1年で子供の学級閉鎖での休みが年3回、計3週間ほどありました。学童も使えず、一人で一日留守番が出来ない子をおいていくわけにもいかず、結果として休みましたが、夫は相手にしてくれず、会社の方からは休みが多い、と言われました(30代:パート/アルバイト)
・家庭は家事だけではなく、子育てが入ると高い壁が立ちはだかる(50代:派遣社員)
・もっと社会全体で、自由度の高い勤務時間と仕事量、協力関係を変化する状況に応じてすぐに対応できるなどの環境構築が大切かと思う(50代:パート/アルバイト)
・子供にどこまで時間や労力をかけるか次第でもある(40代:契約社員)
・通勤時間を含めて仕事に拘束される時間が少なくなれば、家庭と仕事の両立をしやすくなる人も多いと思う(50代:今は働いていない)
・時短勤務で評価を下げることはおかしいと思う(30代:パート/アルバイト)
・子育てで忙しい時期とキャリアを積める時期が重なり、キャリアアップを諦める女性がかなりいるのが残念(50代:派遣社員)
・職場が家族とそれぞれの構成を理解して、個人の考えを聞いたり、働いてる人が今どう考えてるか聞く機会を持ったら良いと思います(50代:パート/アルバイト)
・以前、アルバイトから時短(6時間)正社員登用されたが、正社員だということで一気に仕事が増え、持ち帰りサービス残業をし、結果、1日8時間以上働いていたが、評価は時短だからそこまで高くされないし、苦しかったし、体力的にも辛かった(40代:正社員)
・幼少期の数年は、子どもとの生活を優先したい。その後にキャリアアップ可能なようにブランクがあっても活躍できる社会が望ましい(50代:パート/アルバイト)
・職場の理解を得るというよりも、男性の働き方や、社会のあり方が変わらないかぎり、女性がキャリアを積むのは難しい。出産によりブランクが出来、復帰する土壌もなく、また子供の育児に専念したい場合のサポートは、ほぼない。柔軟な働き方が出来ず、しっかり働かなくては子供の預け先がない(40代:パート/アルバイト)
・男女格差を感じ、女性はキャリアを選びずらい(60代:今は働いていない)
・妊娠初期からつわりがひどく、出産当日まで1日10回以上それは続き、日々生きることで精一杯だった そんな状態で仕事なんて不可能で、結局産んでからも復帰は不可能だった キャリアを積むなんて考えることもしなかった(50代:パート/アルバイト)
・結婚と同時に辞めざるを得なくなり、辞めてしまいましたが、出産後も早く仕事をすれば良かったなぁと後悔している。歳もとり、ブランクがありすぎて、就活が大変(50代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
[画像8: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-c1ff802f2fab3fabdb4e-9.jpg ]

 正社員と呼ばれる雇用形態で働いている人も、ライフステージによって様々な影響を受けることがあります。就労志向の既婚女性に「あなたは、これまでに正社員として働いた経験はありますか」と尋ねたところ、お子さんがいない人は平均で11.6年だったのに対して、お子さんがいる人は7.4年と4年以上も短くなりました。続けて、過去に正社員として働いた経験がある人に「あなたは正社員として働いていた時、結婚や出産が理由でパートなど正社員以外の雇用形態に変えた、または退職したことはありますか」と尋ねると、退職したことがあると回答した人が78.2%。さらに、お子さんがいるか否かで比較すると、お子さんがいない人は退職経験者が64.5%であるのに対しお子さんがいる人は80.1%と15ポイント以上多くなりました。母親になった人は正社員を退職した比率が高く、また正社員経験が短くなる傾向にあることが伺えます。

 退職したことがある人に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「正社員として働き続けるのは心身に負担がかかる」で46.4%。次いで「正社員として働き続けるのは時間的に難しい」43.9%、「家族の協力が得られなかった」25.4%と続きました。結婚や出産を機に雇用形態を変えたことがある人の理由も概ね似た傾向となりました。正社員という雇用形態は結婚後の女性に負担をかけ、また出産した人にはさらに大きな負担がかかっているようです。共働き世帯が増え続けている昨今、母の日にはお母さんへの感謝を伝えるとともに、働く母にかかっている負担の大きさについても考えてみていただきたいと思います。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/916_2_9c495e4d9032d74131ed27bde992a74d.jpg ]


[表3: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/916_3_589a76ed48e8ecd9d21d06282ac88afb.jpg ]


<しゅふJOB総研について>
[画像9: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-d16047db473684ab83ee-7.png ]

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
[画像10: https://prtimes.jp/i/3176/916/resize/d3176-916-32800d6914b78cb9126d-8.png ]

https://www.bstylegroup.co.jp/
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、 使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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