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「2025年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」を発表

PR TIMES / 2024年4月24日 14時15分

2ヶ月連続で「就活疲れを感じる」が8割を超えるも、 理由が「面接」や「選考」に変化

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を発表しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-8c88a953c99658bc65bc-9.jpg ]

<TOPICS>
就活疲れの理由が前月から変化。「面接に緊張」「選考結果に一喜一憂」など、選考に関する回答が増加【図1、2、3】

入社したいと最初に強く思ったタイミングは「インターンシップ・仕事体験参加時」で、35.1%と最多【図4、5、6】

大手企業中心に活動する学生が2年連続で増加。報酬や対価への意識が高まる背景は、出世や高収入ではなく「生活の安定」【図7、8、9】


【調査概要】
◆就活疲れの理由が前月から変化「面接に緊張」「選考結果に一喜一憂」など、選考に関する回答が増加
2月、3月で「就活疲れ」(就活準備を含む)を感じたことがあるかを聞いたところ、2月が81.3%、3月は80.5%の学生が「(かなり+やや)感じた」と回答した。
就活疲れを感じた活動は、「最終面接を受けた(28.9%/前月比0.8pt増)」のみ増加し、全体的に減少した。また、「就活疲れ」の理由としてあてはまるものを上位3つまで聞いたところ、「選考結果に一喜一憂してしまう(23.7%/前月比4.0pt増)」「面接を受けるのに緊張してしまう(37.4%/前月比3.5pt増)」の回答が増加したが、「自己PRが思いつかない、うまくプレゼンできない(26.9%/前月比4.0pt減)」「周りの学生に圧倒されてしまう(17.3%/前月比3.7pt減)」「進みたいキャリアが決まらない(15.0%/2.6pt減)の回答は減少した。
「就活疲れ」を感じていること自体は2月までと変わらないが、進みたいキャリアが決まっていないなどの悩みが解消され、具体的な選考結果などの悩みへと変わっていることから、選考を経験する中で進みたいキャリアが決まり自分の軸を持つことができる学生が徐々に増えている様子がうかがえる。【図1、2、3】
【図1】
[画像2: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-9fb8d5f00c62bd4a7d5b-0.png ]

【図2】
[画像3: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-619731ffcad0c45197b1-1.png ]

【図3】
[画像4: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-17fffba1c548922d2116-2.png ]



◆入社したいと最初に強く思ったタイミングは「インターンシップ・仕事体験参加時」が最多で35.1%
内々定を得ている学生のうち、入社予定先を決めている学生は前年から3.9pt増加し、49.2%となった。さらに入社予定先企業のインターンシップ・仕事体験に参加した割合は85.7%となり、入社したいと最初に強く思ったタイミングは、「インターンシップ・仕事体験参加時(35.1%)」が最も高かった。【図4、5、6】
【図4】
[画像5: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-9665c02bf65f0e5224d4-3.png ]

【図5】
[画像6: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-26524d3170d1945bc8f6-4.png ]

【図6】
[画像7: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-2b58464aaf092427f095-5.png ]



◆大手企業中心に活動する学生が2年連続で増加。報酬や対価への意識が高まる背景は、出世や高収入ではなく「生活の安定」
現在の就職活動の中心である企業規模について5段階で聞いたところ、「大手企業中心(+どちらかといえば)」は56.5%(前年比2.7pt増)と2年連続で増加した。
どのような職場であれば「働きがい」や「やりがい」を感じるか聞くと、今年は「仕事に見合った報酬や対価が得られる(23.0%)」の回答が最多となり、前年最も回答の多かった「興味があることを仕事に出来る(21.9%)」を上回った。一方、社会人として働くことで得たいものを聞くと、「高収入(42.7%)」「出世・地位(15.4%)」の回答は減少し、「生活の安定(70.2%)」が最多となった。報酬や対価等といった待遇面への意識が高まっているが、その理由は単に高収入を得たいということより、あくまで生活の安定のためといった考えが強そうだ。【図7、8、9】
【図7】
[画像8: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-f6db655a3ceee61dc9b7-6.png ]

【図8】
[画像9: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-8011caa35e0caa0e99c7-7.png ]

【図9】
[画像10: https://prtimes.jp/i/2955/1953/resize/d2955-1953-ba446135140d3e737bcf-8.png ]



【調査担当者コメント】
就活疲れを感じている学生は2月と変わらず約8割という結果でしたが、その理由は具体的な選考に関するものとなっていました。就職活動では、日常には無いプレッシャーがかかる場面や、重要な意思決定が必要なタイミングがあるからこその結果だと捉えています。そのような中でも、周囲の学生の影響やキャリアの方向性の悩む回答が前月より減少していました。選考を経験する中で進みたいキャリアが決まり、自分の軸を持つことができている学生がこの1ヶ月で増えていると考えると、就職活動を通じた成長があるのではないでしょうか。
また、「入社予定先を決めている」と回答した学生のうち、その企業のインターンシップ・仕事体験に参加した割合は8割を超えていました。インターンシップ・仕事体験は企業理解を深めたり、自分の適性を知るきっかけになっており、キャリア形成においても重要であると考えられます。
25年卒学生の特徴として、大手志向や給与・福利厚生等の待遇面への志向が高いことがあげられますが、その理由は高収入を得るためというより、あくまで生活の安定のためといった考えが背景にあると考えられます。
キャリアリサーチラボ 主任研究員 井出翔子


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【調査概要】「マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 3月の活動状況」
○調査期間/2024年3月27日(水)~3月31日(日) 
○調査方法/マイナビ2025の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,706名(文系男子211名 理系男子377名 文系女子693名 理系女子425名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
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