日本オリジナル作品 ミュージカル『イザボー』“最悪の王妃”を演じた主演・望海風斗が語る作品の育み方と役への挑戦
PR TIMES / 2024年4月12日 18時45分
4/20(土)午後8:30 [WOWOWライブ] [WOWOWオンデマンド]
https://www.wowow.co.jp/release/006987
[画像1: https://prtimes.jp/i/1355/7684/resize/d1355-7684-961a3a649d6481133bf6-0.jpg ]
WOWOWでは、今年1月より東京と大阪で上演されたミュージカル『イザボー』を、4/20(土)に放送・配信する。それを前に、本作で主演を務める望海風斗のインタビューが到着した。
ミュージカル『イザボー』は、ワタナベエンターテインメントと劇作家の末満健一がタッグを組むプロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第1弾。混沌の時代の中、愛と衝動のままに生きたフランスの“最悪の王妃”イザボー・ド・バヴィエールの生きざまを描き出す、日本発のオリジナルミュージカルだ。
作・演出は、舞台界のトップヒットメーカー・末満健一。タイトルロールのイザボーを演じるのは、宝塚歌劇団で雪組トップスターとして活躍、退団後も読売演劇大賞や菊田一夫賞などの演劇賞を受賞するなど、いま最も勢いのある女優のひとりである望海風斗。舞台を彩る共演者には甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝など日本ミュージカル界が誇る実力派キャストが名を連ねる。
本作で望海が演じるイザボー・ド・バヴィエールは、フランスの歴史上でもっとも嫌われた最悪の王妃として名高い人物だ。「いろいろと調べてみると、結構ヒドい描かれようなんですよね」と笑う望海は、「でもそんな人を主人公にするのは逆に面白そうだなと思って。中世フランスの物語というと、ジャンヌ・ダルクや、フランス革命などが題材となることが多いと思いますが、そんな中であまり演じたことのない人物を演じられるのは楽しみでした」と振り返る。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/7684/resize/d1355-7684-ab6de8c681fb41704367-1.jpg ]
今回、悪役を演じるにあたり、「宝塚を退団してからはあまりそういう役をやってこなかったのですが、実は宝塚のときには、ちょっとした悪役のようなキャラクターを演じることも多かったので。そこはなんとなく私の中では帰ってきたというか、安心感がある役ではありました」と語る望海。「ただ、なぜこの人が悪になったのかという背景を描くようなミュージカルではなく、最後までつかめない人物というのが末満さんの描く『イザボー』の着地点だと思うので。そこはお稽古中から末満さんとしっかりと話し合いながら、自分の中にひとつの芯が通るまで時間をかけてキャラクターをつくりあげました」という。
女性が不遇を強いられる時代の波に翻弄されながらも、イザボーは獣のような貪欲さで自分の人生を生き抜く。そんなイザボーを演じる上でキーワードとなったのは“少年マンガ”だったという。「お稽古中は『そこまでやる?』『そんな強い人間っている?』といった具合に感じていたんですが、末満さん的には少年漫画に出てくるヒーローの女性版というか。それくらいのパンチがほしいとおっしゃられた時に、ふに落ちるところがあって。末満さんはそういったキーワードを与えてくださるので、それをヒントにつくっていきました」。
今回のミュージカル『イザボー』は、日本有数のクリエイター、アーティストたちの力を借りて日本発のオリジナルミュージカルを世に送り出す、「MOJOプロジェクト」の第一弾。「翻訳ものの場合は、元の作品がどういうものか分かった状態で始まるため、作品のエネルギーをお借りしながら、それぞれの役をつくりあげて完成させていく良さがあるのですが、やはりオリジナルは、みんなで協力し合わないとできなかった。そこは面白いところだと思いましたね。初日にいいものをお見せするために、稽古中からみんなで意見を言い合ったり、助け合ったりしながら答えを探っていきました。もちろんその答えは誰にも分からないのですが、だからこそ全員で一丸となってそこを目指していくんだというチーム感が、より強くなったのかもしれないですね」。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1355/7684/resize/d1355-7684-3d70fc6ad826da7f26f1-3.jpg ]
そしてチームワークを育む上で、2023年夏に上演し、今年も再演が予定されている『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の共演者である甲斐翔真、中河内雅貴、上川一哉といったキャスト陣と再共演できたということも大きかった。「みなさん初めまして、という状態から始まっていたら、多分ここまではなれなかったと思います。やはり最初から気心の知れている人たちがいる中で、いろいろ助け合いながらできたのはすごく大きかった。本当によかったなと思っています」。
2021年4月に宝塚を卒業してからおよそ3年。その間に実写映画やラジオパーソナリティーなど、数多くチャレンジしてきたが、今回のオリジナルミュージカルもまた新たな挑戦のひとつとなる。「宝塚を辞めてから、それでもこうやって挑戦させてもらえる場があるというのはすごくありがたいことだと思いますし、挑戦していくことで知らない自分を知っていくところもあって。まだまだ知らないことはいっぱいありますし、まだこの先の自分にもいろいろな可能性があるのかなと思わせてもらえるような挑戦でした。『イザボー』からはエネルギーをもらえましたし、こういう作品との出会いがあって良かったなと感じています。きっと退団直後だったらできなかっただろうなと思いますね」。
番組では、望海風斗と甲斐翔真のインタビューも収録。作品に込める想いやここでしか聞けない裏話まで、本作をより楽しめる内容となっている。こちらもぜひお楽しみに。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1355/7684/resize/d1355-7684-0fd6afd1c1999bbdd6ff-2.jpg ]
★WOWOW番組情報★
番組名:ミュージカル『イザボー』主演:望海風斗 作・演出:末満健一
放送・配信日:4/20(土)午後8:30 [WOWOWライブ] [WOWOWオンデマンド]
作・演出:末満健一
出演:望海風斗、甲斐翔真、上原理生、中河内雅貴、上川一哉、那須凜、石井一孝 ほか
番組URL:https://www.wowow.co.jp/release/006987
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
5/22(水)午後10:00生放送!井上芳雄ミュージカルアワー「芳雄のミュー」#14ゲストに韓国ミュージカル俳優・KAIがVTR出演!井上と対談のほか、名曲の歌唱も!事前収録写真とコメントも到着!
PR TIMES / 2024年5月15日 19時15分
-
人気俳優の“登竜門”「ドラゴン桜」、フレッシュな生徒役を演じた俳優のその後 多くの作品に出演し人気増す
ねとらぼ / 2024年5月11日 19時15分
-
5/22(水)午後10:00生放送!井上芳雄ミュージカルアワー「芳雄のミュー」#146月開幕『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より甲斐翔真がゲスト出演!コメントも到着!
PR TIMES / 2024年5月9日 19時15分
-
WOWOW「宝塚プルミエール」5/26(日)放送回は七海ひろきと天華えまのロケ企画!天華の退団記念としてパーティー料理に挑戦!
PR TIMES / 2024年5月9日 11時15分
-
WOWOW「宝塚プルミエール」5月は元花組トップスター・蘭寿とむが約9年ぶりに「宝塚プルミエール」ナレーションを担当!月替わりナレーター出演のオンデマンドコンテンツも配信
PR TIMES / 2024年4月24日 19時15分
ランキング
-
1飲むヨーグルトが「乳酸菌バブル」でジリ貧の理由 市場は逆転寸前、かつての人気を取り戻せるか
東洋経済オンライン / 2024年5月19日 7時20分
-
2消えゆく「回転レストラン」…80年代には全国50店→再開発・老朽化で数店舗に
読売新聞 / 2024年5月18日 15時0分
-
3東京から新幹線…「新神戸」よりも、一駅先の「西明石」まで買った方がおトク!? JR往復割引「601キロ」のカラクリ
まいどなニュース / 2024年5月19日 8時2分
-
4「定年コロリ」という言葉も…長年のシフト勤務が〈睡眠の質〉や体に及ぼす影響は?【スタンフォード大教授が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月18日 17時15分
-
5農林中金が1兆円規模の増資検討…米金利高で外債の含み損拡大、5000億円赤字の見通し
読売新聞 / 2024年5月18日 23時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください