中国の若い女性の間でダイエットブーム、1日の食事内容に韓国ネットが驚き「たったそれだけ？」

22日、韓国・ファイナンシャルニュースは「最近、若い中国人女性の間で1日の食事内容と体重を公開することがブームになっている」と伝えた。資料写真。

2024年4月22日、韓国・ファイナンシャルニュースは「最近、若い中国人女性の間で1日の食事内容と体重を公開することがブームになっている」と伝えた。その日に食べた物と体重計の数字を写真に収め、SNSに投稿するのだという。

記事は「こうした女性たちの多くは、アイドル歌手のように極端にスリムな体形に憧れているようで、微博（Weibo）に投稿されている体重を示す写真のほとんどが30キロ台を示している」「憧れの的としては、中国版『花より男子』に主演した女優のジェン・シュアン（鄭爽）、『瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～』でブレークしたウー・ジンイエン（呉謹言）ら細身のスターの名前が挙がっている」と説明している。

また「女性たちが投稿している1日の食事内容は『コーヒー1杯、茶1杯、手の平ほどの大きさのクッキー1枚』『豆乳1杯、ドリンク類2杯、卵1個』『イチゴ2粒、ブルーベリー数粒、緑茶』などで、こうした極端な食事制限の結果、死亡事故も起きている」「香港英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポスト（SCMP）によると、昨年、身長165センチの15歳の少女が体重を25キロまで落とし、意識不明となった末に死亡した」とも伝えている。

さらに「スリムな体形への憧れから来る極端なダイエットブームは中国だけのことではない」と指摘し、「韓国でも『激ヤセ』を意味する『ケマルラ』、『骨が浮き出るほどに痩せている』を意味する『ピョマルラ』といった言葉が一部の10代女性の間で広がっている」と説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「本当にたったそれだけしか食べないの？」「男も女も適度な脂肪と筋肉がある方が魅力的なのに」「自分はいい感じにお肉がついている女性が好きだ」「こういう細い人を見ると、昔は感心したけど今はギョッとする。適度に健康な体重が一番、美しいと思う」「食べないとイライラ、無気力になるよ」「韓国の美への認識、特に体重やボディラインの認識は変わってきているよね。昔のようにただ痩せていればいいというものではなくなった」「女性の皆さん、無理なダイエットはしないで」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/麻江）