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知的障害者の目と口にテープ「今は悪いと思っている」 支援施設の女性職員、8人に虐待行為

産経ニュース / 2024年5月9日 19時35分

記者会見で謝罪する和歌山県福祉事業団の日置美次理事長(右から2人目)ら=和歌山県上富田町

和歌山県上富田町の社会福祉法人「和歌山県福祉事業団」は9日、運営する同町の障害者支援施設「南紀あけぼの園」で、30代の女性職員が、入所や通所する知的障害者計8人に虐待行為をしていたと発表した。うち1人の目と口を養生テープでふさぎ、様子を撮影して同僚に送っていたという。

女性職員は調査に対し「虐待事案とは分かっていた。今は悪いことだと思っている」と話したという。同法人は10日付で懲戒解雇処分にする。

同法人によると、今年の元日夜、女性職員が就寝時間前に大きな声を出した入所者の目と口を養生テープでふさいだ上、スマートフォンで撮影した画像を同僚職員に送信していた。2月末に別の職員から報告があって発覚した。

法人側が調べたところ、女性職員が昨年7月ごろ以降、他の入所・通所者7人についても、顔や頭を平手打ちしたり、部屋に押し込んだりしていたことを確認。髪を乾かす際にドライヤーで逆立てた状態にし、撮影した写真を同僚に送信したケースもあった。

同法人の日置美次理事長は9日の記者会見で「被害に遭われた利用者、ご家族に心より深くおわび申し上げる」と謝罪した。今後、虐待の再発防止計画を策定するという。

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