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京都・祇園甲部の「都をどり」艶やかに、4月30日まで

産経ニュース / 2024年4月24日 13時30分

源氏物語を取り上げた「須磨明石」では昭和30年上演の歌詞と曲を用いた=京都市東山区

京都五花街の一つ、祇園甲部の春恒例の舞踊公演「都をどり」が祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)で行われている。公演もいよいよ終盤となり、外国人観光客や花街ファンらが艶やかな世界に魅了されている。4月30日まで。

今年は、明治5年の初公演から通算150回目の節目となり、「源氏物語舞扇(まいおうぎ)」と題した全8景で構成する。

「都をどりはーヨーイヤサー」の掛け声とともに、そろいのあさぎ色の振り袖姿の舞妓(まいこ)が花道から軽やかに登場して幕が開く。今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」を念頭に、源氏物語や紫式部をイメージしたシーンを多く設定。祇園を愛した歌人、吉井勇の作詞で昭和30年に上演した「須磨明石」を再演している。

振り付けを担当した京舞井上流五世家元で人間国宝の井上八千代さんは「いつもの公演よりなじみがあると思います。虚実ないまぜの良さをごらんいただけたら」と話している。

1日3回公演。チケットの販売は祇園甲部歌舞会のホームページで。問い合わせは祇園甲部歌舞会(075・541・3391)。(田中幸美)

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