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【静岡県知事選】3人目の出馬表明となった共産党県委員長の森大介氏…県民に何を訴える?

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年4月30日 17時22分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

(共産党 県委員長 森 大介 氏)

「この度日本共産党から県知事選 挙に立候補することを決意しま した。森大介と申します」

先週、静岡県庁で、知事選への出馬を表明した、共産党 県委員長の森大介氏。今回の知事選をめぐっては、大村慎一元副知事と鈴木康友前浜松市長に次いで、3人目の出馬表明となりました。

森氏は、藤枝市出身の55歳で、日本福祉大学を卒業後、社会福祉法人などに勤務したほか、共産党の機関紙しんぶん「赤旗」の記者として県内で取材活動を行ってきました。これまでの選挙経験は、2013年の参院選、2015年の県議選に出馬をしていますが、いずれも落選しています。

森氏は28日、Daiichi-TVの取材に応じ、知事選に出馬を表明した大きな理由として、リニア新幹線の建設と浜岡原発の再稼働をあげました。

(共産党 県委員長 森 大介 氏)

「立候補予定者の2人は県民の最大の関心事であり、命や暮らしを守る上で欠かせない2つの問題で、リニアについては2人も推進を表明し、浜岡原発の再稼働の問題おいては明言していないため、このまま見過ごすわけにはいかなく、多くの県民の声に応えてリニア推進を中止し、浜岡原発の再稼働を止める立場で立候補したいと思った」

また「県民の暮らしを立て直す県政を実現したい」と説明し、重点政策として「国・大企業にしっかりモノをいう県政へ」や「県民のくらし、福祉最先端の県政へ」など、5つを挙げています。その中で、県が静岡工区の着工を認めていないリニア新幹線の建設については「必要性が薄れているほか自然破壊の影響が大きい」と否定し、「建設は中止するべきだ」と、考えを述べました。

(共産党 県委員長 森 大介 氏)

「貴重な南アルプスの自然を破壊する問題、それから大井川の8市2町の流域の62万人の命の水が枯渇する問題がある。オンライン会議やリモート化が進む中、そもそも高速鉄道、高速移動する手段の必要性も薄れている。さらには現在の東海道新幹線の4倍もの電力がリニア新幹線を走らせるために必要なため、気候危機打開の取り組みにも反する」

また、県が浜松市の遠州灘海浜公園に建設を予定している新野球場については、前提に問題があると主張し、「建設を中止するべきだ」とこちらも反対の姿勢を示しました。

(共産党 県委員長 森 大介 氏)

「津波の想定浸水域に立地をする問題は何よりも前提の問題としてふさわしくない」「周辺住民のが求めているのは球場ではなく、自由に活用できる運動公園だと聞いている」「370億円の莫大な税金を投じてやることにも問題ある」

森氏は、今回の知事選では多くの県民から意見を聞き、「希望の持てる県政」へ変えていきたいと話しています。

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