米粉と酒粕でクッキー 副産物を有効活用 酔鯨酒造
食品新聞 / 2024年5月1日 14時15分
酔鯨酒造は米粉で作ったクッキー、「蔵元すい~つ(酔鯨)」の販売を始めた。
同社では以前から、米を磨くときに出る米粉と、日本酒を搾る際の酒かすの有効活用について検討していた。今回、この二つの原材料を使うことで、たんぱく質やビタミンなどの栄養素を豊富に含んだクッキーを開発。酔鯨のロゴマークを描いた缶に入れ商品化した。
直営店やオンラインショップのほか、高知県内の土産物店などで販売する。副産物を利用したグルテンと卵フリーのクッキーとして、SDGsの観点からも訴求する。
同社では「日本酒とのマリアージュも素晴らしく、贈り物にも最適。環境に配慮した酒文化の創造に貢献したい」としている。12個入、税込1千296円。
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