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まるで輝く宇宙の“目” ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“ケフェウス座”の渦巻銀河

sorae.jp / 2023年10月22日 18時25分

こちらは「ケフェウス座」の方向約7800万光年先の渦巻銀河「NGC 6951」です。NGC 6951は渦巻腕(渦状腕)に囲まれた中心部分に棒状構造がある「棒渦巻銀河」と、棒状構造がない「渦巻銀河」の中間的な性質を持つ銀河(Intermediate Spiral Galaxy、中間渦巻銀河とも)に分類されています。

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された渦巻銀河「NGC 6951」(Credit: NASA's Hubble Space Telescope, ESA, A. Filippenko (University of California - Berkeley), R. Foley (University of California - Santa Cruz), C. Kilpatrick (Northwestern University), and D. Sand (University of Arizona); Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America))】

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された渦巻銀河「NGC 6951」(Credit: NASA's Hubble Space Telescope, ESA, A. Filippenko (University of California - Berkeley), R. Foley (University of California - Santa Cruz), C. Kilpatrick (Northwestern University), and D. Sand (University of Arizona); Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America))】

アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、NGC 6951の直径は天の川銀河よりも少し小さな約7万5000光年。中心に存在するとみられる超大質量ブラックホールは、星とガスと塵が集まった直径約3700光年のリング状構造に囲まれています。

年齢が10億~15億年と推定されているこのリング状構造では、その期間の大半を通して星が形成され続けてきたとされています。星形成には星の材料となる物質が必要ですが、研究者は星間ガスがNGC 6951の棒状構造を伝ってリング状構造に流れ込んでいるのではないかと考えているといいます。

また、NGC 6951では過去25年の間に超新星爆発が6回検出されています。超新星が発生する環境をより良く理解するために、研究者はNGC 6951の観測を続けているということです。

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」と「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」で取得したデータ(可視光線と近赤外線のフィルターを使用)をもとに作成されたもので、NASAから2023年10月4日付で公開されています。

 

Source

NASA - Stellar Sights in this New Hubble Galaxy Snapshot

文/sorae編集部

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