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ドジなのに何故か営業成績がいい新入社員…彼女が販売ノルマ達成のためにやっていた“秘策”に驚き

日刊SPA! / 2024年2月7日 8時53分

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画像はイメージです(以下同)

 販売・営業の仕事は、多くの場合「目標」や「ノルマ」があります。そのキツさは業界によって様々ですが、ノルマがハードだと言われる仕事のひとつに「携帯ショップ」があります(店によっても違いますが)。 今回は、携帯ショップの新人女性が、思わぬ方法でノルマをこなしていたケースです。

◆ドジなのに売上げ成績がいい不思議

 最近、関東北部エリアから、東京都内に異動した携帯ショップ店長の菊地さん(仮名・32歳)。非常に忙しい店舗で、機種変更から操作方法の問い合わせまで、次から次へと訪れる客でごった返しています。そんな中、菊池さんは、女性の新入社員・Sさんに手を焼いていました。

「あそこまでドジな人間は初めて見ました。まるでコントのワンシーンのようなんです。例えば、客に手渡すスマホを目の前で床に落としたり、客に出す飲み物を手を滑らせて社用PCにぶちまけたりと、信じられない失敗をするんです。たぶん、彼女は自分のことをドジだとわかっているのだと思います。だから、余計に焦ってミスするんですかね」

 ただ、そんなSさんですが、なぜか営業成績はよかったのです。

「私も異動したてであまりフォローできていないんですが、Sさんの売り上げのほとんどが年配の客だということは把握していました」

 ただでさえ、いま携帯ショップに来る客が高齢化しています。若者はスマホに詳しくネットで申し込みが増えているのに対して、高齢客はショップで説明を受けたい人が多いからです。

◆休みの日に目撃した新人女子の姿

 そんなある日、菊池さんは久しぶりの定休日に、飼い犬を連れて公園を散歩していて、思わぬ光景を目にします。勤務先の近くに住んでいたので、その公園もショップから歩ける距離にありました。

「いつもの散歩コースを歩いていると、公園の端の方で誰かと話しているSさんを見かけたんです。気づかれないように遠くから見ていると、かなり年配の男性と楽しそうに話していました。最初はSさんの祖父の方かなと思ったのですが、それにしてはSさんの態度がなんとなくよそよそしく感じました」

 ところが、しばらくすると、Sさんは別の年配男性と話し始めたのです。

「結局、公園に30分以上いたのですが、その間に4人もの高齢男性と会話を交わしていました。そこでようやくピンときたんです。Sさんの売上げ成績と、この公園で見た光景が何か関係あるんじゃないかと…」

◆開店早々詰めかけるお年寄り客たち

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