「1年で億り人になった」仮想通貨投資家の戦略を完全公開。株とFXでダメダメだった男が、なぜ勝てるようになったのか
日刊SPA! / 2024年4月19日 11時59分
◆時価総額100~500位から「上がる前の銘柄」を選ぶ
私の仮想通貨投資は、「有望だけどまだ価格が上がっていないものを狙う」のが基本戦略です。そのためにファンダメンタルズ分析を使います。
まず、時価総額が100~500位ほどで、かつ低価格なアルトコインを自分なりに採点します。採点基準は、「この仮想通貨はどういう問題を解決するプロジェクトか?」、「競合はどういったコインがあるか?」「運営には誰が関わっているのか?」「XやDiscordのフォロワー数は何人か?」「ファンコミュニティがしっかりしているか?」などです。
そうしてある程度目星をつけたら、あとはひたすらニュースを追い、好材料が出たら仕込んで、2~3日から数週間の短期間で取引を完結させるスイングトレードをする。これを愚直に繰り返すことが、最も高騰する銘柄を摑める方法だと思っています。
◆半減期を迎えるこれからが本番
そして、僕がたどったような投資履歴は、2024年の今からでも十分に再現できると思います。むしろビットコインが4月後半に「半減期」を迎える今からが本番です。
半減期とは、4年に一度ビットコインのマイニング報酬が半分になるイベントのこと。ビットコインの全期間チャートを俯瞰で見ると、半減期から数か月後に価格が急騰し、バブルを形成するという動きが、過去3回連続で起きていることがわかります。
バブルが起こる理由はさまざまですが、簡単に説明すると、そもそもビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれ、金(ゴールド)と同じような性質を持っており、需要と供給のバランスの仕組みから、価格が右肩上がりに形成されやすいように設計されているということ。
◆バブルは「市場全体の共通認識」から起こる
また、チャートにはみんなが同じイベントに注目すればするほど価格が上がりやすくなるという多数決の原理が働きます。つまり、「半減期を起点としてバブルが形成される」という共通認識があればあるほど、本当にバブルが起こりやすくなるのです。
さらに、今回は半減期前に空前のビットコインETFが承認されたことで、個人投資家だけでなく機関投資家や企業、国単位で注目を集めています。
こうした事情から、‘23年からすでに前倒しで上昇が始まったという認識を持っています。とはいえ、今回も例年通り半減期後にピークを迎えるだろう、というのが個人的な観測です。
◆ピーク時「1BTC=3600万円」を予想する根拠
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