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渋滞はなぜ起きる? “迷惑な先頭車両”をリアル観測してみた――大反響GWトップ10

日刊SPA! / 2024年4月30日 15時45分

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写真はイメージです

大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は「ゴールデンウイーク」にまつわる記事に注目し反響の大きかったトップ10を発表する。第6位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開2022年8月14日 記事は取材時の状況) *  *  *

 クルマ好きの腕時計投資家、斉藤由貴生です。私はほぼ毎日クルマで移動するという生活を送っているのですが、なるべく渋滞は避けて通るようにしています。もちろん、誰もが渋滞を避けて生きているというわけではなく、場合によっては渋滞覚悟でクルマを走らせるシーンもあることでしょう。

 日本人の休暇は、正月、GW、お盆と年3回あるといえますが、それがまさに大渋滞の時期でもあります。というわけで、渋滞のメカニズムについて考えてみたいと思います。

◆二車線を完全に塞いだノロノロ走行

 よく渋滞は、「ブレーキを踏むクルマ」に原因があるとされている記事を見かけますが、先日私は、“ブレーキ踏むクルマ原因説”に疑問が生じる事態に遭遇しました。

 そこは、約3km程度にわたって橋の上を通る国道だったのですが、信号機がないために、普段は流れがとても良い道であります。また、直線で見晴らしも良いために、スピードを出すクルマが多く、右側車線の実勢速度は90km/h程度となっていることも珍しくありません。

 そのような道で、右側車線をノロノロと走るトラックがいたのですが、そのトラック、単に遅く走るだけでなく、スピードが安定しないという問題を抱えていたのです。その時、私は、スタバ片手にのんびり走ろうと思っていたため、左側車線にいたのですが、ノロノロ右車線を走るトラックに遭遇。「あれじゃ、後ろが詰まるな」と思ったとおり、見事にトロいトラックの後ろは行列状態となっていました。

 ちなみに、左側車線を走る私の前には、軽キャンピングカーが存在。それもまた、速度が出ないクルマのため、時速40km/hぐらいで走っていたわけですが、そちらは一定速度&左側車線なので、特に問題はないといえます。ただ、そのために、左側も右側も詰まっているという始末。トロいトラックと軽キャンピングカーの前は、ガラガラ状態であるのに、その後ろにクルマがぎっしりという状態になっていたわけです。

 そうなると、トラックか軽、どちらかをかわすことができれば、一気に空いている道を快適に走れる状態。飛ばしたい人は、躍起になってトラックを抜こうとするでしょう。すると、トラックの後ろにベタ付したクルマが、ブレーキを踏んでばかりとなり、これが渋滞の要因の1つとなりうるかもしれません。

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