橋下徹氏「ほんまかいな。どれだけ世間的に批判を…」自民、政策活動費・旧文通費の使途公開見送り報道に

橋下徹氏

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（54）が18日、自身のSNSを更新。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正など政治とカネの問題について言及した。

　自民党は15日、政治資金規正法改正に関する公明党との協議を16日から実務者間で始めると発表。岸田文雄首相は公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、法改正に向け与野党の幅広い合意を得る方針で一致した。

　岸田首相は規正法改正の三つの論点として（1）議員本人を含めた厳罰化（2）収入の第三者による監査徹底（3）デジタル化による政治資金の透明性向上―の検討を自民内に指示している。山口氏との会談でも「三つの方向性で合意できるよう協議を進めたい」と意欲を示した。ただ自民は、独自案を現時点で策定していない。

　橋下氏は、「自民、政策活動費・旧文通費の使途公開見送りへ　与野党協議は難航か」と題された記事を引用し、「ほんまかいな。どれだけ世間的に批判を受けても選挙になればなんとかなるという自信。それは野党候補が乱立して野党は共倒れするから。野党間予備選をやって本選挙の前に野党は潰し合う必要がある」とつづった。