ガッツポーズで分かる!仰天理論に古田敦也氏も衝撃 元ヤクルト投手が解説「岡島さんは…」
スポニチアネックス / 2024年4月24日 7時33分
元ヤクルト投手の館山昌平氏(43)が、24日までに更新された古田敦也氏のYouTube「フルタの方程式」に出演。サイドスローに向いている投手の見分け方について驚きの持論を語った。
この日は同じく現役時代にサイドスローで活躍した日本ハム投手コーチの建山義紀氏とともに出演。「サイドスロー」や「アンダースロー」などに向いている能力について語り合った際に、「体が柔らかいこと」という条件は両者一致していたが、館山氏は「例えば何か的を狙って、投げる際に自然と(腕が)下がっているのであれば、そこが感覚良いのかもしれない」とポイントを語り、また「あとはガッツポーズが低い人。(元中日の)岩瀬さんのガッツポーズって、この辺ですもんね」と、胸部の付近でガッツポーズしてみせた。
「上、見ないですもんね」という館山氏に、古田氏も「確かに」とうなづく。また館山氏は「(元巨人の)岡島さんのガッツポーズ、最後、優勝の時のは、ここでしたからね」と腕が耳に付くぐらい水平に上げる仕草を見せた。
さらに「(元巨人の)内海とかも、ヒット打ったときのガッツポーズがすごい高かったんですよ」と両手を真上に上げるポーズも。「そういう高さって、なかなか自然じゃないと上がらないので、そのガッツポーズの位置ぐらいが骨格上、気持ちいいと思う」と独特な見解を見せた。
初めて聞いたという表情の古田氏は「(ガッツポーズまで見るのは)コーチや監督の仕事かな。あいつ、横いけるぞって」と笑ったが、館山氏は「だから岡島さんの最後の優勝の瞬間と、内海くん、岩瀬さん、はその通りだなって思いました」と、“ガッツポーズ理論”を自信を持って語った。
館山氏は現役時代にトミー・ジョン手術3度を含む10度の手術を受けた経験があり、全身には191針縫った痕がある。ケガに苦しんだ影響から、プロ入り後にサイドに転向し、通算85勝を挙げるなど活躍。それだけに、説得力がある。
古田氏は「上で悩んでいる人がいたら、横で成功するよって前向きにとらえてね。やってみる価値はある」と話し、館山氏も「アウトを取るためのツールの1つ。採点競技でもスピードガンコンテストでもないので。工夫してほしい」と腕の位置を下げることも投球術の1つと話した。
それでも古田氏は「こんなところまで見られてるんやな」と、ガッツポーズまで注目していた慧眼に舌を巻いていた。
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