西武 延長戦14連敗でプロ野球ワースト記録 月間4度のサヨナラ負けは23年ぶり

＜ソ・西＞延長10回、サヨナラ負けした松井監督（中央）（撮影・成瀬　徹）

　◇パ・リーグ　西武1―2X（2024年4月27日　みずほペイペイ）

　西武は今季5度目のサヨナラ負けを喫し、延長戦は昨年から14連敗。15年～16年のDeNAの13連敗を抜き、プロ野球ワースト記録となった。

　3回2死、金子侑が自身2年ぶりの一発となる1号ソロで先制点を挙げた。しかし、1―1の延長10回、5番手・増田が先頭の周東に左翼線二塁打を許し、最後は1死一、三塁から川瀬にサヨナラ打を浴びた。

　月間4度のサヨナラ負けは01年8月以来23年ぶり。延長サヨナラ負けに限れば53年4月以来71年ぶりの屈辱となった。3月31日の楽天戦でも延長サヨナラ負けを喫しており、パ・リーグ全5球団に延長サヨナラ負けを喫した松井監督は「何とか粘って粘って、1イニング、打者一人を投手全員で抑えていこうと思ったけどね…」と言葉を絞り出した。