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西武 延長戦連敗15で止めた!名誉挽回、外崎が延長10回に4年ぶりのサヨナラ打

スポニチアネックス / 2024年5月5日 5時32分

<西・ソ>10回、サヨナラ勝利に喜ぶ外崎(中央)ら西武ナイン(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇パ・リーグ 西武5―4ソフトバンク(2024年5月4日 ベルーナD)

 大型連休期間で、多くの子供たちが見守っている。お立ち台。チームの、自身の名誉も挽回した西武・外崎は目を潤ませた。20年以来4年ぶりのサヨナラ打を放ち、チームの「延長戦の呪い」を解いた男は「野球をやってきて今日が最高の日です」と実感を込めた。

 同点の延長10回2死満塁。4番手・津森のスライダーを中前に運び、昨年から続いていたプロ野球ワースト記録の延長戦の連敗を15で止めた。無死満塁でアギラーが三ゴロ併殺に倒れるなど最悪の空気が漂っていただけに「もうやるしかない」と覚悟をバットに込めた。4―3と勝ち越した直後の8回1死一、二塁の守備では周東の遊ゴロ併殺を狙うも一塁への悪送球で同点を許していたが「引きずっても仕方ない。腹をくくって無心で」という一打。チームを今季初の3連勝に導き、もみくちゃにされた。

 4月28日のソフトバンク戦では延長12回1死満塁で三ゴロ併殺。その後にチームは球団初の同一カード3試合連続のサヨナラ負けで、延長戦の連敗も15に伸びた。打撃不振もあり前日はスタメン落ち。屈辱を味わってきた男が、忌まわしき延長戦で結果を残した。

 スタンドでは2人の愛娘が観戦していた。まだまだ打率・198で試行錯誤の日々は続くが、家族の存在に救われており「最近、野球を分かるようになってきて応援してくれます」と感謝する。きょう5日は「こどもの日」で外崎は「勝って、盛り上がるシーンが一番いい場面。一生懸命やっているところを見てもらいたい」と見据える。31歳の2児のパパは、多くの子供たちに夢を与えていく。(福井 亮太)

 ≪延長戦1年ぶりの勝利≫西武が昨年5月16日の日本ハム戦以来となる延長戦勝利。同年6月15日の巨人戦からは、2リーグ制後ワーストとなる延長戦15連敗を喫していたが、久しぶりの勝利となった。なお、延長戦の最多連敗記録は、1リーグ時代の朝日が40~41年に喫した17連敗となっており、あと2連敗で並ぶところだった。

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