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オリックスが連敗止め3位浮上!“ネスミス”は子供らに「全力でやってる姿見て何か思ってもらえたら」

スポニチアネックス / 2024年5月5日 5時46分

<オ・日>3回1死二塁、中前適時打を放つ宗(撮影・北條 貴史)

 ◇パ・リーグ オリックス3-1日本ハム(2024年5月4日 京セラD)

オリの「ネスミス」から待望の快音が生まれた。3回1死二塁でオリックス・宗がチームとして5戦、41イニングぶりタイムリー。先発のエスピノーザ、マチャドの助っ人勢とのお立ち台では声を張り上げた。

 「サンキュー!。チームとしても欲しかったですし、あっ!英語しゃべれないんで…」

 「Bsオリっこデー2024」と題して開催された一戦で、ユニホームの背中にはEXILEのメンバー・NESMITHの名をカタカナで「ネスミス」と入れた27歳内野手が子供たちを沸かせた。「ウィル・スミスが好きだったし、ネスミスも、あだ名で呼ばれたことあったので」。4月28日の日本ハム戦の7回に自身が放って以来の適時打に、塁上で雄叫びを上げた。

 「僕らが全力でやっている姿を見て、(子供たちに)何か思ってもらえるようなプレーができたらいいなと」

 その宗を二塁に置き、続く「リョーマ」西川も先発の加藤貴から5試合ぶりの安打となる右前適時打で加点。移籍後初の複数打点を記録も「数字を見れば物足りない」と試合後はウエートトレーニングを敢行した。3日時点で阪急時代の60年以来64年ぶりとなる開幕から30試合以内で7度の零敗を喫していた打線が意地を見せた。22年以来となる5連敗の危機も阻止。一日で3位に再浮上し、さらなる反撃を見据えた。 (阪井 日向)

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