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男女で神戸討ちだ 新潟・星、左SBの穴埋める レディース川澄は古巣戦に闘志

スポニチアネックス / 2024年5月6日 4時3分

左SBでの先発が濃厚な星

 男女で神戸討ちだ。アルビレックス新潟はきょう6日、アウェーで神戸と対戦する。左サイドバック(SB)の選手を欠く中、チーム随一のユーティリティープレーヤー、星雄次(31)が先発を務めそうだ。また、アルビレックス新潟レディースはホームでINAC神戸と対戦。MF川澄奈穂美主将(38)は、古巣との上位対決に闘志を燃やした。

 DFの堀米、森がケガから復帰できておらず、早川も今節は出場停止。ぽっかりと空いた左SBの穴を埋めるため、星に白羽の矢が立った。リーグ戦で先発すれば4月の磐田戦以来、今季2度目。「どこでチャンスがあっても、出られるのであればやりたい」と意欲十分に語った。

 前節の広島戦、前半33分の早川の退場で突然出番が回ってきた。左SBは2018~20年に所属した大分で務めていたポジション。事前に松橋監督からも起用を示唆されており、「懐かしいな」と練習で取り組み、感覚も取り戻していた。

 広島戦は守備の時間が長く、映像で振り返っても「無難にやっていた」と苦笑する。しかし今度は本領を発揮できる。運動量を生かして相手の嫌がるポジションを取り、攻撃の潤滑油となれるのが強み。「攻撃で良さを出していきたい。ボールをチームとして保持する中で、前の選手が気持ちよくプレーできる球出しができたらいい」と意気込む。

 神戸はクロスからの攻撃がメイン。特に相対する右サイドはDF酒井、FW武藤の元日本代表が相手となる。それでも「1対1の場面が増える。上回れるようにやっていきたい」と、勝敗を左右するであろうサイドの攻防で譲る気は全くない。

 ボランチで先発した昨年7月の対戦では、ビルドアップの時に自陣でボールを奪われ、失点して敗れただけに個人的にも力が入る。「借りをしっかりと返したい」。昨季王者に真っ向勝負を挑む。(西巻 賢介)

《川澄「疲れもないし、いい感じ」》

 3連戦の最後の試合。レディースの川澄主将は「不思議と3戦目の方がコンディションがいい。疲れもないし、いい感じでいける」と頼もしい。

 前節の日テレ東京V戦は1―2で敗れた。優勝の可能性は消滅したが「本気でみんながトップ3を目指したからここまで来られた。一つでも上の順位を狙える可能性もあるし、このタイミングで上位のINAC(神戸)と対戦できるのはいいチャンス。どれだけ自分たちが成長できたか表現したい」と結果で自分たちの成長の証を得るつもりだ。

 昨年11月の開幕戦で対戦した際は0―1で敗れたが、そこからひた向きに上位を目指して練習に取り組んできた。「練習で積み上げたものを出すことはもちろん、わずかなところもサボらずにやっていけば勝機はある」と上位相手でもひるむことはない。

 INACの守備陣ははなでしこジャパンの正GK山下を中心に、これまで8失点とリーグ最少失点を誇る。「一筋縄ではいかない相手なのは分かっている。ただ前線にクロスを入れるのではなく、人数をかけるとか工夫が必要。もっと攻撃のバリエーションを増やして、サッカーの楽しさ、面白さを出していけたら」と語る。

 きょう6日は今季最多の3000人を超える観客が予想される。来場者を魅了する好ゲームでサポーターとともに勝利を分かち合うつもりだ。

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