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武居、井上拓、中谷、西田…日本勢王座独占のバンタム級は今後どうなる 井上尚の動向もカギ

スポニチアネックス / 2024年5月6日 22時3分

バンタム級を独占した日本人世界王者たち。(左上から時計回りに)WBC王者中谷潤人、WBA王者井上拓真、WBO王者武居由樹、IBF王者西田凌佑

 6日に東京ドームで開催されたボクシング興行で、元K―1王者の武居由樹(大橋)がプロ9戦目でWBO世界バンタム級王座を獲得した。また、WBA世界バンタム級タイトルマッチでは王者・井上拓真(大橋)が2度目の防衛に成功した。WBC王者・中谷潤人(M・T)、4日にベルトを獲得したIBF王者・西田凌佑(六島)と合わせて、世界主要4団体のバンタム級世界王座を日本勢4人が独占した。

 井上尚弥(大橋)が統一した4団体王座を返上し、再び日本に集まった4本のベルトは今後どうなるのか。期待される統一戦へ積極的な姿勢を見せているのが井上拓だ。この日は判定勝ちで「こんな内容では統一戦と言ってられない」と話したが、常々「一番強い井上拓真を証明したい」と話しており、兄・尚弥に続く4団体王座統一に意欲を示している。

 米専門誌「リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じての最強ランキング)でトップ10入りし、世界的にも注目を集めている中谷の次戦は夏頃にWBOランキング1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)との指名試合が有力。「日本人同士でやりやすくなるのでは」と統一戦にも前向きだが、4団体統一には決して固執していない。それよりもスーパーバンタム級で4階級制覇を狙う可能性が高く、ファンから期待の声が上がる井上尚弥との日本人同士のビッグマッチにも「まだ実績は足りないが、日本人として目指すべきだと思う」と話している。

 タイトルを獲得したばかりの西田は減量が厳しく、一夜明け会見では王座返上の可能性も示唆した。もっとも、スーパーバンタム級には井上尚がいるため、階級アップは井上尚の動向次第でもあるという。時間がかかるようであれば、統一戦に進むことも考えられる。同門の武居と井上拓が統一戦を戦うことはないが、井上尚がいつまでスーパーバンタム級で戦うかも、今後のバンタム級戦線の行方を左右する。

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