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ドジャース・大谷 今季初2発で両リーグトップタイ10号!4安打で打撃部門8冠

スポニチアネックス / 2024年5月7日 1時31分

<ドジャース・ブレーブス>3回、ソロを放つ大谷撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース5-1ブレーブス(2024年5月5日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は5日(日本時間6日)、ブレーブス戦で両リーグトップに並ぶ10号ソロを含む移籍後初の1試合2本塁打を放ち、5―1での同一カード3連勝に導いた。真美子夫人(27)と愛犬デコピンが観戦する前で4打数4安打3打点で、中堅左への10号は飛距離464フィート(約141・4メートル)の特大弾。打率、安打、二塁打、長打、塁打、長打率、OPSも含めて、打撃8部門で両リーグトップとなった。

 大谷の充実ぶりが凝縮された特大アーチが、ドジャースタジアムを揺るがした。8回先頭で、左腕ミンターの初球93・8マイル(約151キロ)直球を捉えた。中堅左、スタンドの中段で大きく弾む10号ソロ。自画自賛した。

 「2本目は完璧でしたね。真ん中の球を良いタイミングで振れた」。強引に引っ張ることなく、圧巻の飛距離464フィート。エンゼルス・トラウトの473フィートに次ぐ今季2番目に大きな当たりで、15年以降のドジャースタジアムで出た本塁打でも3番目の飛距離だった。

 「単純にあそこにホームランがしっかり入る確認が取れると、他の球に対するアプローチが変わってくる。気持ち的にも大事」。バロメーターである中堅から左方向への特大アーチ。デーブ・ロバーツ監督も「本当に遠くまで、あそこまではいくもんじゃない。右だろうが左打者だろうが」と目を丸くした。これでシーズン45発ペースだ。

 1発目はメジャー屈指のエース左腕から、バックスクリーンに運んだ。4月23日マーリンズ戦で100球未満完封の「マダックス」を達成し、15イニング連続無失点中だったフリードを、初回の初対戦で粉砕した。無死一塁でカーブを捉えた先制の9号2ラン。「ちょっと詰まり気味というか、ポイントが後ろめだった」。完璧ではなくても試合に与えるインパクトは十分。2打席目は直球を左前打、3打席目はスライダーを中前打と左腕の持ち球を次々に攻略した。

 メジャー最高勝率を引っ提げ乗り込んできた東の名門球団相手に3連勝に導いた。その間、12打数8安打、3本塁打、6打点、5得点、2盗塁と暴れまくった。スタッツパフォーム社によれば同一カード3連戦でこの数字を並べたのは、打点が公式記録となった1920年以降で5人目。ロバーツ監督は1日のダイヤモンドバックス戦を休ませ、オフの2日も含め2日連続で休みを与えた。「休む前と、その後では翔平は全く違う選手だった。リセットさせることがいいし、これからも考えていく」と指揮官。エンゼルス時代は出場は大谷本人に委ねられ、結果的に強行出場が続いていた。大谷自身も「フレッシュな状態で臨めた」と連休効果を認めた。

 打率・364など打撃8部門で両リーグトップとなった。大谷は言う。「自分自身の数字も今年はほぼ見てはいない。今までのシーズンで一番、見ることが少ないかな」。最強打線の中でどう機能して、勝利に貢献するか。チームは4連勝で今季最多の貯金10といよいよ2桁に乗せた。(奥田 秀樹通信員)

 ≪通算17度目4安打、日本人選手初10号一番乗り≫大谷がいずれも移籍初の1試合4安打と1試合2本塁打。メジャーで4安打はエンゼルス時代の昨年6月3日アストロズ戦以来、通算7度目。5安打以上はまだない。1試合2発は昨年7月27日タイガース戦以来、通算17度目となった。大谷は対戦相手のブレーブス・オズナとともにリーグ10号一番乗り。日本選手の10号一番乗りは初めてで、4年連続2桁本塁打も松井秀喜、福留孝介の3年を抜いて日本選手初。飛距離464フィートは自身3番目の大きな当たりで、左方向では最長。自己最長は23年6月30日のダイヤモンドバックス戦で左腕ヘンリーから右越えへ放った493フィート(約150・3メートル)。

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