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C大阪 FW北野が昨季のスーパーゴール再現へ気合 11日ホーム神戸戦

スポニチアネックス / 2024年5月8日 19時39分

昨季のスーパーゴール再現を誓ったC大阪DF北野颯太(右から6人目) 北野の右は森島寛晃社長

 C大阪MF田中駿汰、FW北野颯太が8日、大阪・道頓堀の「とんぼりリバーウォーク」で、クラブ設立30周年記念特別横断幕掲出イベントに出席。戎橋―太左衛門橋間のフェンスに田中ら12選手と公認セレサポでカリスマ実業家のROLANDの顔写真とともに、大阪にちなんだメッセージが書かれたクラブカラーのピンクの横断幕を掲げ、観光客にアピールするというもの。昨季のホームでの神戸戦でJ1初ゴールを決めた北野は、リバークルーズを堪能したのち、次節11日の神戸戦(ヨドコウ)での再現を誓った。

 「イメージは残っている。僕自身もすごいうれしかったし、あの歓声は今でも忘れていない。また皆さんと喜びを分かち合いたい」

 昨年6月10日の神戸戦(ヨドコウ)。1―1の後半アディショナルタイムに、日本代表GK前川黛也のミスを突いて決勝のロングシュートを決めた。2023年のC大阪ベストゴールとも言える劇的弾。今季は4試合の出場にとどまっているが、再浮上のためにも「これから先、僕のゴールも必要になってくる」と、虎視眈々と出番を狙っている。インサイドハーフにはMF香川真司、MF清武弘嗣ら実績十分なライバルもいるが、「日々自分を成長させてくれている」と、気後れするつもりはない。

 昨季王者の神戸戦の4日後には首位を走る町田戦(Gスタ)が控えており、まさにここが正念場。DF毎熊晟矢、DF登里享平、FWカピシャーバを故障で欠く緊急事態だが、U―23アジア杯日本代表DF西尾隆矢とインドネシア代表ジャスティン・ハブナーが神戸戦から復帰することが濃厚で、チーム力が試される。ハブナーについては、すでにパリ五輪予選大陸間プレーオフへのインドネシアからの派遣要請を断っており、リーグ戦での躍動に期待がかかる。19歳の北野も含めた若い力で、チームの危機を乗り越える。

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