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輪島市出身の漫画家・永井豪氏 デビルマン×宝石の豪華輪島塗パネル発表 「長く支援続ける象徴になれば」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 16時51分

「デビルマン宝飾輪島塗パネル」発表会に臨んだ(左から)ジュエリーデザイナー梶武史氏、漫画家永井豪氏、ジュエリーアーティスト梶光夫氏、株式会社ナガホリ代表取締役社長長堀慶太氏 (撮影・小田切 葉月)

 「デビルマン」「マジンガーZ」などで知られる石川県輪島市出身の漫画家の永井豪氏(78)が9日、都内で行われた「令和6年能登半島地震支援 『デビルマン宝飾輪島塗パネル』作品発表会」に出席した。ジュエリーアーティストの梶光夫氏(79)とのコラボ作品で、売り上げは義援金として輪島市に寄付される。

 同作は「デビルマン」が描かれた輪島塗パネルに、デビルマンの目には大きなエチオピアパールを使うなど、80個の宝石が施された豪華な作品。昨年知り合い、交流を深めていた永井氏と梶氏が被災地復興のためにコラボ。この日初めて作品を見た永井氏は「自分の絵をしっかり活かしてくれた唯一無二の作品。うれしいです」と笑顔。「この作品が長く支援を続けていく象徴になってくれれば」と話した。

 輪島市にあった永井氏の記念館は、能登半島地震で被災し建物が全焼。耐火対策により100点あまりの原画や大型フィギュア数体は無事だったが、それ以外は焼けてしまったという。「無事だった展示物は震災からしばらく経ってから掘り出されたもの。原画は熱の影響で、修復が必要なものもありました」と語る。記念館の再建については「全ての復興が整ってからでいいので、皆さんの役に立てるなら10年後でも20年後でも」と意欲。「今は大変だと思いますが、何もなくなったところから塗り返すチャンス。新しい輪島市を作っていってほしい」と被災地にエールを送った。

 パネルは6月8、9日に東京・帝国ホテルで開催される「創美展 2024」で展示。値段は数百万円とみられる。一般公開時には、現在制作中の「マジンガーZ宝飾輪島塗パネル」の発表も実施。その他、梶氏による加賀蒔絵を取り入れた能登半島地震支援ジュエリー「ジャポネスクエマーユジュエリー」も展示される。

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