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中村雅俊 昭和の憧れ大スターとの初対面で大失態も…「何という人なんだろう。器の大きい」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 20時57分

中村雅俊

 俳優で歌手の中村雅俊(73)が、9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、昭和の大スターとの初対面を振り返った。

 文学座に入団し、74年にドラマ初出演。同年放送の「われら青春!」では、高校の落ちこぼれクラスの担任として赴任する教師を演じ、一躍人気者になった。

 しかし、実はその前に人気ドラマに出演していた。それは「太陽にほえろ!」。テレビ出演がないことを聞いたプロデューサーから「お前、1回、『太陽にほえろ!』で人質になるお医者さんの役で(出なさい)」と言われたといい、「何か知らないですけど、人質になって牢屋みたいなところに閉じ込められて…」と振り返った。

 ところが撮影で中村は、あろうことか遅刻してしまい、大スターの石原裕次郎さんを待たせてしまったという。「その撮影の時に遅刻してしまいまして、撮影所に。石原裕次郎さんをちょっと待たせちゃったという、とんでもない事件を起こして」と打ち明けた。

 すると、司会の黒柳徹子からは「ちょっとというより、2時間半待たせた」と、鋭い指摘が。中村は「俺の中では、ちょっとが2時間半なんですけれど」とジョークで返しつつ、「友達のところにいたので、捕まらなくて」と明かした。撮影当日の朝まで、仲間たちと徹夜で麻雀をしていたという。

 新人が麻雀のために大御所を待たせるという、とんでもない事態だったが、中村は「言い訳させてもらいますけど…」と前置きして事情を説明した。「事務所の方から、“撮影がある日はその次の日”と言われてたんですよ。ちょうど撮影がないんで、文学座の同じ研究生9人くらいで集まって、徹マンをやっていて。ようやく捕まったのが(午前)10時過ぎくらいですよね。“中村、お前、撮影所行け!”ってなって」。門の前では、助監督が激怒して待ち構えていたという。「“すみませんでした!”って、ものすごい怒られて…」と明かした。

 裕次郎さんの元にも、もちろん謝罪に向かったという。「初めて見る感動もあるじゃないですか?それ以上に、事態に対して謝らなきゃいけないというのがあって」。複雑な気持ちを抱えながら「どうもすみません!」と謝罪したという。

 裕次郎さんにもカミナリを落とされると思いきや…。「“おっ”、“うんっ”って感じで、それだけだったんですよ。怒ることもなく」。軽く手を上げるジェスチャーとともに振り返り、「何という人なんだろう。器の大きい…」と、驚きと感激を口にしていた。

 その日の撮影では、裕次郎さんだけでなく、松田優作さんとも絡んだという。中村演じる医師が人質を買って出てくれたことを、“ジーパン”刑事役の松田さんが説明するシーン。実は松田さんは中村と同じ文学座で、中村の1年先輩だった。「そういうことがあったもんで、松田さんも松田さんで、後輩がとんでもないことをしちゃったみたいなのがあって、松田さんも俺も緊張して、NGをしょっちゅう出しちゃって…」と、苦い思い出を振り返っていた。

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