「CMまだですかねぇ」 米解説者たちが羨望する大谷翔平の長所に共感の声「いつも褒められてる」

敵地ナショナルズ戦に出場したドジャースの大谷翔平【写真：ロイター】

■メジャー通算284本塁打の解説者が注目したポイントとは

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場。3本の二塁打を含む、6打数3安打2打点の大活躍で11-2の勝利に貢献した。ドジャースの地元放送局の実況席は全てが揃った大谷の才能を絶賛。野球以外の点も褒めたたえると、日本のファンから「CMまだですかねぇ」などと共感の声が上がっている。

　話題に事欠かなかった。6-2でリードした6回1死の第4打席。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏が前日に放った特大の6号ソロについて話し始めた。すると、解説のエリック・キャロス氏は「私はマーク・マグワイア、バリー・ボンズ、（ジャンカルロ）スタントンらの打撃を見てきました」と名だたる長距離砲の名前を列挙した。

「しかし、彼がやっていることは……全てが揃っています」と続けると、ネルソン氏も「長打を打つだけじゃありませんよね？」と応答。打率でもメジャートップに立っていることを紹介した。キャロス氏は「ところで、彼はフィールド上で最も足が速いかもしれませんし、怪我がなければ最も速い球を投げるかもしれません」と大谷の万能さを強調。「素晴らしい髪も持っています」とさえ称賛した。

　サラサラヘアーに注目した解説者は、メジャー通算284本塁打を放ったキャロス氏だけではない。6日（同7日）のカブス戦では、同局の解説者でメジャー通算204勝のオーレル・ハーシュハイザー氏も「シャンプー（広告）の契約はあるのかな？」「ハハハ。『僕の髪はとても滑らかでツヤツヤだから、ヘルメットが落っこちちゃうんだ』ってね」とユーモアたっぷりに話題にしていた。

　米放送局が褒めたたえた意外なポイントはX上の日本人ファンの間でも話題に。「世界が待ってるシャンプーのCMプリーズ」「大谷さんの髪の毛をこの前からやけに羨んでますね」「シャンプーのCMまだですかねぇ」「いつも髪を褒められてる」などとシャンプーの広告契約を待ち望む声が上がっていた。（THE ANSWER編集部）