【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】菊地孝平が初出場V 究極Sに笑顔「少し行き過ぎましたけど」
東スポWEB / 2024年4月21日 22時47分
ボートレース鳴門のプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」(優勝賞金1300万円)は22日、12Rで優勝戦が行われた。進入はスタート展示通り、松井繁と赤岩善生が前づけ策に出ると、準優で3カドまくりを決めた寺田祥がまたもやカドを選択して3対3に。1号艇の菊地孝平(45=静岡)は厳しいイン戦となったが、スリットで他の5艇を置き去りにするコンマ02のスタートを決め独走でゴール。通算73回目、GⅠ17回目の優勝を「マスターズチャンピオン」初出場初制覇で飾った。
松井と赤岩が迷いなく自らの仕事場である内へ回り込むと、2~4号艇の寺田、吉川元浩、谷村一哉はダッシュを選択。5人は持ち味を生かすために折り合った。オールスローならともかく、前づけ(松井、赤岩)+伸びる艇(寺田、吉川)のダッシュという〝前門の虎、後門の狼〟の状況に置かれたのが1号艇の菊地だった。負けた場合は進入が敗因となってもおかしくなかったが、菊地には艇界最強のスタート力と、過去にくぐってきた修羅場という経験値があった。
この大舞台で、スリットで他の5艇を1艇身以上引き離す究極の飛び出し(コンマ02)。振り返れば2016年の鳴門GⅠ62周年記念、8戦全てでゼロ台スタートを決めてVを飾ったが、他艇に1艇身以上の差はスタートに自信がなければできない芸当だ。
「あの進入になると、まくられる確率はかなり上がると思ったけど、2、3コースが(カベとして)いようがいまいが、自分のスタートを行こうと。少し行き過ぎましたけど(笑い)」
並の選手なら大いに肝を冷やす飛び出しも、菊地にとっては「少し」の行き過ぎ。今まで多くのファンを魅了してきた菊地の代名詞たる〝スタート力〟が改めてスポットライトを浴びた。
「児島が18番目で今回はトップ。それでどちらも優勝できたんだから、調子はいいのかな」
前走・児島GⅠ72周年記念は18番目での予選突破からまくりV。そして今回は、予選トップ通過から王道逃げ。絵になる男のGⅠ連続Vに、周囲はグランプリ出場を期待するが「今から年末のことを考えてもしょうがないんで、目の前の1走1走に集中します」。千両役者は控えめに笑った。
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