【巨人】阿部監督が３勝目マークの菅野智之の粘投を褒める「何とか粘って粘って」

ハイタッチする菅野智之（左）と坂本勇人

巨人の阿部慎之助監督（４５）が２５日の中日戦（東京ドーム）で、６回２失点の粘投で３勝目をマークした菅野智之投手（３４）をたたえた。

今季初の本拠地登板となった背番号１８は竜先発・柳との投げ合いで６回９３球６安打２失点。だが味方打線は５回まで無安打と柳に抑え込まれた。２点を追う６回無死二塁で菅野に代打が出され降板となった。

だが坂本の起死回生の逆転３号３ランで菅野に白星が転がり込んだ。阿部監督は「（菅野は）あまり調子は良くなさそうだったんですけど、何とか粘って粘ってというのがこちら側も見えましたし。普通だったら６回２失点ナイスピッチングだと思いますので、また次やってくれると思います」と右腕を褒めた。

当の菅野はお立ち台で坂本に帽子をとって感謝すると、「（坂本の打席は）祈る思いでしたし、ヒットってくれるんじゃないかと思ってたんで、僕の祈りが通じたと思います」とジョークで沸かせた。

チームは再び２位に浮上。無傷の３勝となった右腕は、「まだまだ序盤ですけど、いい位置にいるということはいいことなので、ピッチャーの先頭に立ってこれからも頑張ります」とファンに活躍を誓った。