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47歳アームレスリング女王・山田よう子 5人の子供育てるシングルマザーの世界一再挑戦!

東スポWEB / 2024年4月30日 12時8分

アームレスリング女王の山田よう子

全日本アームレスリング選手権を13連覇し、2005年、19年には世界一にも輝いたアームレスラーの山田よう子(47)が6月末にドバイで行われる、世界一を争うプロリーグ「TOP8」に参戦する。シングルマザーとして5人の子供を育てながらの挑戦。多忙のなかで練習不足を痛感するも、「負ける気がしない」と自信を見せた。

――4月末に予定されていた試合が直前で延期となった

山田 最初に聞いたときはマジかよ!と思いました。子供に寂しい思いをさせながらも追い込みをしてきたので。しかし、ドバイでの災害が原因と知り、今は受け入れています。

――契約は57キロ。現在の状態は

山田 正直、体は満足できていません。もともと43キロ、総合格闘技や妊娠を経て平均50キロくらいになったんですけど、でも今回は57キロなんで。本番ギリギリまでやって、53キロくらいまで増やせればいいなと。

――それでも契約より4キロ軽い

山田 私、双子を妊娠しても54キロだったんです。だからこれ以上は難しいかなって。パフォーマンス的にはどうなんだろうと考えた時に、体重を増やせばいいってわけじゃないなと。

――軽くても勝負できる

山田 みんな57キロで大きくて手足も長いし、若い子ばかりで不利は不利だと思います。でもドバイまではるばる行って、負けるわけにはいかない。あまり体重を気にしててもしょうがないので。軽くても倒せばいいんでしょ、って感じです。

――自信がみなぎる

山田 練習は正直足りてないんですけど、自分の中ですごく燃えてて、負ける気が全くしないんですよね。相手がみんな若い中で、子供が5人いてシングルマザーで今年48になる女が勝ったら面白いじゃないですか。日本のお母さんたちの刺激になりたいんです。

――気持ちの変化があった

山田 前はアームレスラーとしての山田よう子が大きかったんですけど、今はお母さんとしての気持ちが強いですね。お母さんとして戦うのを世の中に見てほしいという気持ちがあります。

――年齢の影響は?

山田 年齢はただの数字って言いますけど、ぶっちゃけきてますよね。「疲れた」とか「めんどくさい」って言葉が日に日に多くなってきてる。練習しててもどこかしらが壊れちゃうんですよね。でも、まだまだやれます。懸垂300回、拳立て300回の日課も欠かしてませんし。

――モチベーションはどこから?

山田 子供ですかね、子供が命ですので。子供がいなかったらここまでしてなかったと思います。まあ、子供がいなかったらここまでのストレスはかからなかったんでしょうけど(笑い)。でも、私ドMなので。子供が5人いて育児もあって、きついけどやっちゃう自分、みたいな?

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