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AKB柏木由紀 大粒の涙で卒業「私の17年のアイドル人生が本当にすてきな形で幕を閉じれた」

東スポWEB / 2024年4月30日 21時33分

卒業公演で大粒の涙を流した柏木由紀(C)AKB48

AKB48の柏木由紀(32)が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を開催。歴代最長となる17年23日(6233日)在籍したグループから卒業した。

3期生として2007年4月8日に劇場デビュー。シングル選抜は07年7月、「BINGO!」でシングル初選抜入り後、歴代最多となる52回。15年3月の「Green Flash」で初センター(小嶋陽菜とのダブルセンター)、今年3月の「カラコンウインク」で初の単独センターを務めた。また、14年2月から15年5月にNMB48、15年3月から19年4月にNGT48の兼任メンバーとしても活動するなど、48グループ全体をけん引した〝レジェンド〟だった。

冒頭MCで、柏木は「ついに今日が来てしまった。17年間、本当にAKB48として最後の日なので、皆さんの目に焼き付いて、ずっと忘れないようなパフォーマンスをしたい」と決意。「自分(柏木由紀)のことを一言で言うならば」というお題では、「自分で言っちゃうよ!」と前置きし「私は…私がレジェンドです!」と紹介すると、ファンから大きな拍手が起きる。柏木は照れながらも「さすがに17年、選抜(NMB48やNGT48も合わせて)もたぶん55回くらい? そして、32歳までって…この記録、そうそうとんでもない子が出てこない限りは抜かれないかなと。暫定AKB48のレジェンドとして、名前を残せたかなと自分では思っています」と声を大にした。

アンコールはドレス姿で登場。最後のメッセージでは、約17年間に及んだ活動を回顧。「私はアイドルがすごい好きで、アイドルになりたいと思ってAKB48を受けたのと、毎日ステージに立ちたいというのが私の夢だったので、それをかなえてくれるのがAKBかなと思って受けた。まさか中学3年生当時、自分がこんなに長くアイドルを続けて、こんなに長くAKBでいられたとは本当に夢にも思っていなかった」と明かした。

「今のAKBが本当に大好き」という柏木は、特に2021年に自身のプロデュースで開催したAKB単独コンサートが転機になったという。

「自分がAKBのために何をやりたいと声を上げたのが初めてだった。それにメンバーみんながついてきてくれて、『あ! AKB、めっちゃ楽しいじゃん!』と。それまでも楽しいと思ってはいたけど、こうやってみんなと何かを頑張ったり、時にはみんなを引っ張ってみたり。これが私がやりたかったことなんだと、そのときに思えて。同期や先輩が卒業していく中で何回か辞めた方がいいかなと思ったけど、あのときに『AKBにいてよかった。まだまだAKBで頑張りたい』と思った。ここ数年間が正直、一番楽しかったと思います」と振り返った。

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