1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ゲームで起床が午後1時の息子「1日の平均ゲーム時間どのくらいが妥当?」

LIMO / 2020年5月12日 10時15分

写真

ゲームで起床が午後1時の息子「1日の平均ゲーム時間どのくらいが妥当?」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)よる緊急事態宣言の延長によって、休校延長になっている地域がまだ多くあります。休校中「子供がゲームばっかりやっていて、全くもう…」とお嘆きの親御さん、多いのではないでしょうか?中学校1年生の息子を持つ母親のAさんもその1人です。

しかしAさんが子供から聞いた、同級生のゲーム時間と生活リズムはさらに驚きのものでした。

お目覚めは午後1時

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で休校が始まったタイミングとほぼ同時期に発売されたゲーム、任天堂「あつまれ どうぶつの森(https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html)」、通称「あつ森」は通信もできるゲームです。大人気のゲームで、休校が決まったタイミングにAさん宅ももれなく「あつ森」を購入しました。普段は通信のゲームはNGとしているAさんですが、学校が休みになってしまって、友達とも遊べない子供がかわいそうで通信も許してしいました。

通信にはチャット機能もあり、子供が同級生とチャットしている内容を聞いて驚きました。中学校1年生の同級生は、学校が休みになってから、起きるのは午後1時とのこと。これから中学校に入学しようという時に、入学式中止が前日に言い渡され、課題も何もない状態で学校から放置されていた時期もあり、やさぐれる気持ちも分かります。しかし、時間があればそれだけゲームに時間を費やしてしまう同級生が心配なAさんでした。

驚きの総プレイ時間

Aさんが驚いたのは、起きる時間だけではありません。「あつ森」をプレイするゲーム機にはプレイ時間を見られる機能があります。Aさんの子供が同級生のプレイ時間を見たら200時間を超えていたそうです。3月下旬に発売されたゲームで4月半ばにその数字だったそうですから、1カ月弱で200時間以上、20日間だとしたら1日10時間…そのプレイ時間にも驚きを隠せなかったとのAさん談です。

みんな何時間くらい、ゲームをしているの?

ゲーム時間の調査があります。国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成26年度調査)(http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/107/File/05syuukei.pdf)」
には、Aさんの子供の学年である中学校1年生を挟んだ小学校6年生と中学校2年生のゲーム時間の調査結果があります。

「テレビゲームやコンピューターゲーム(Wii、PSP、DSなど)をすること」を3時間以上と答えた子供は、下記の通テレビゲームやコンピューターゲームりです。

小学校6年生:14.3%
中学校2年生:10.5%

「中学校になるとゲームをする時間は減っているのね」と思いますが、デバイスがゲーム機からスマホやパソコン・タブレットに移っているだけということが下記の数字を見ると分かります。

携帯電話やスマートフォンを3時間以上利用している子は、どのくらいいるのでしょう?

小学校6年生:7.1%
中学校2年生:21.4%

中学生になるとスマートフォン保有率が増え、そちらでゲームをしたりLINEをしたりしているようです。また、パソコンやタブレット端末(iPadなど)を3時間以上利用している子は、どうなのでしょう?

小学校6年生:6.5%
中学校2年生:12.3%

Aさんも子供に「何時間ならゲームやっていいと思っている?」と聞きました。「1日3時間くらいならいいんじゃない」と返事が返ってきたそうです。Aさんはせいぜい2時間が限界だと考えていました。そもそも親と子供の間で基準の乖離があることがAさん親子の認識の差からも分かります。

親のスマホ・パソコン利用時間も考えよう

子供のゲーム時間が長くて困っている親御さんはAさんだけではないでしょう。振り返って親御さん自身がスマホやパソコンを何時間使っているか考えたことはありますか?「隗より始めよ」まず自分の電子機器を使っている時間を見直して、食事のタイミングだけでもいろいろな話をすることをお勧めします。「ゲーム時間を少なくして」と話をしても、反抗期前後の子供は親のいうことを聞いてくれないでしょう。でも、食事の時間に会話が増えれば、少し耳を傾けてくれるかもしれません。

それにプラス「おはよう」「おやすみ」などの基本的なあいさつを積極的に親からしてみましょう。子供がロクに返事をしなくても、です。あいさつは「あなたがそこにいることを、私は認識しているよ」という意思表示です。子供の返事が素っ気なくても、親がムッとした態度をとらないことが次の子供のリアクションにつながります。

リモートワークや休校中は、比較的時間に余裕があります。子供のやっていることに興味を示して、共感するタイミングを作ってみませんか?共通項ができれば、食事の際に話のキッカケにもなります。

【参考】
任天堂「あつまれ どうぶつの森(https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html)」
国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成26年度調査)(http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/107/File/05syuukei.pdf)」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください