1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

NISA「口座開設の手順から解説」始め方の"超基本" インデックスファンド、何を選ぶ?決め手は?

東洋経済オンライン / 2023年12月11日 18時0分

初めての投資で何をしたらいいかわからないというあなたへ、NISAの始め方を「超基本」からご紹介します(写真:umaruchan4678/PIXTA)

「投資は儲かるらしいけど、こわくて一歩踏み出せない」「老後はどうなるの?2000万円なんて貯められない」と焦っている人いませんか? 『お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』を上梓したFPの黒田尚子さんに初めての投資で何をしたらいいかわからないというあなたへ、NISAについて聞きました。本稿では同書より一部抜粋し再構成のうえお届けします。

ネット証券は商品豊富で手数料も割安

NISAを始めるなら、金融機関でNISA口座を開設しなくてはいけません。ここで大事なのは金融機関をきちんと考えて選ぶこと。NISAは1人1口座しか開設できないので金融機関も1つだけです。途中で変えることもできますが、1年間は変更できないうえにその手続きも複雑なのです。

【イラストで見る】簡単!口座開設の流れ

NISAを開設できるのは銀行や郵便局(ゆうちょ銀行)、信用金庫、労働金庫、JAバンク、証券会社、保険会社などさまざまですが、おすすめは証券会社。それ以外はダメというわけではありませんが、証券会社なら銀行などがとり扱っていない金融商品やサービスがあるからです。

もう一つの決め手は手数料です。安いのは圧倒的にネット証券。このほか、ウェブサイトの使いやすさや入出金のしやすさなどの利便性・使い勝手も気になるところ。ただ、こればかりは個人の好みもありますので、まずは証券口座だけ開設して使いやすさをチェックしてみるのもアリです。

iDeCoはすぐに開設できない

《iDeCoの口座開設の場合》 iDeCoの場合は「ネットだけで完了!」とはいきません。

ウェブサイトなどで加入申込書を請求し、記入したら必要書類などを添付して金融機関に提出しなくてはならず、厚生年金の被保険者は、事業主から証明書を出してもらう必要もあります。その後、国民年金基金連合会の審査もあるので、口座開設までは1~2カ月かかると考えて。

NISA口座を開設したら、毎月の投資額を決めて投資信託を選びましょう……と言われても、どの投資信託を選ぶかが問題です。投資ビギナーが10年、20年という長期間にわたって積立投資することを考えると、インデックス型の投資信託(インデックスファンド)がおすすめです。

インデックスとは「指数」という意味で、インデックスファンドは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)アメリカのS&P500やNYダウなどの指数に連動して値動きする投資信託のことを指します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください