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「年末年始の旅行」円安物価高でもお得にする方法 ハワイ・沖縄旅行をシミュレーション

東洋経済オンライン / 2023年12月19日 11時50分

(写真:Andy Dean/PIXTA)

コロナ禍から解放され、年末年始は旅行に飛び立つ人も多いだろう。一方、円安や物価上昇の波が押し寄せる中、いかに出費を抑えるかは例年よりも重要になる。本稿ではお得に旅行を予約する方法をご紹介する。

年末年始の旅行需要は旺盛

JTBが12月5日発表した年末年始(2023年12月23日~2024年1月3日)の旅行動向調査によれば、期間中に58万人が海外旅行を予定する。2019~2020年の80万人超とまではいかないが、1人あたりの海外旅行費用は2万円増の22万2000円となる見通しだ。旅行先は「ハワイ」が最も多い17.3%を占め、次いで「韓国」(16.7%)、「東南アジア」(14.0%)などとなっている。

国内旅行の需要も旺盛で、2022年度に比べ4%増の2800万人が旅行を計画する。2019年度の95%程度にまで回復し、旅行日数の長期化もあって1人あたりの旅行費用は過去最高に達するとみられている。久しぶりに家族や友人とリフレッシュしたいとの思いがデータからも伝わってくる。

ただ、足元のガソリン代や航空運賃の上昇に加えて、円安が続く状況では少しでも旅行費用を抑えたいところ。そこで、誰でも簡単に節約できるのが予約方法なのだ。

皆さんは旅行を計画する時、旅行代理店とネット予約のどちらを利用しているだろうか。

一般社団法人日本旅館協会の「営業状況等統計調査」(2022年度)によると、国内の宿泊施設におけるネット予約の割合は45.3%に上り、全体の半数近くを占めている。旅行代理店での予約は22.5%で、直接予約は17.2%だ。

ネット予約とは「OTA」(Online Travel Agency=オンライン旅行代理店)を指し、自分の好きな場所・時間で価格を比較しながら、より安いプランを選ぶことがメリットとなる。デメリットとしては、申し込み時の煩雑さに加え、入力ミスがあった場合は自己責任になることが挙げられる。

一方、大手代理店での予約は旅行の日程やプランなどのアドバイスを受けながら決めることができる。旅行先でのトラブルや緊急時対応などさまざまなサポートがあり、オススメの観光名所や危険な場所などを教えてもらえる点も魅力だ。

ただ、手厚いサポートがある分、旅行代金がネット予約よりも割高になる傾向がある。人件費や光熱水費などの経費がかさむ代理店は実店舗が減少傾向にあり、今日ではそれらの費用を抑えることができるネット予約が主流になっている。

金額の差をシミュレーション

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