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忘年会太りに!「スクワット」の効果的なやり方 スクワットを1分間することのデメリットとは

東洋経済オンライン / 2023年12月22日 19時0分

スクワットは1分間以上やってはいけない? 効果的なスクワットのやり方をご紹介します(写真:xquang/PIXTA)

忘年会続きで体重が気になっている人も多いのではないでしょうか。寒くなり、カラダを動かすことが減った人も多そうです。健康維持のためには運動が必要で、活動量が多い人は少ない人に比べて、循環器病や認知症などのリスクが低いことも報告されています。

自宅でできるうえ、筋肉が多く集まる下半身を動かすため、効率がいいと人気の「スクワット」。ただし、「30秒以上のスクワットは挫折しやすいうえ、ケガのリスクも高い」と、フィットネストレーナーとしても活躍する整形外科専門医の吉原潔さんは言います。健康効果を得られて、安全に続けられるスクワットはあるのか、吉原さんの著書『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』より、本文を一部引用・再編集してご紹介します。

30秒と1分、効果的なのはどっち?

Q.スクワットをするとき、より効果的なのは?

【図表】「エクササイズの王様」ともいわれるスクワットで鍛えられる筋肉

①30秒スクワットをする
②1分スクワットをする

私がよく、患者さんにする質問です。できるだけ長くやったほうが、効果がありそうですよね。30秒だと物足りなく思えるでしょう。

では、今からその場でスクワットを1分やってみてください。かなりキツいでしょう。

次に、30秒ならどうでしょうか? ちょっとキツく感じると思いますが、十分にできると思います。

実は、最初の質問の答えは、「①30秒スクワットをする」です。

なぜ、スクワットは30秒だけやったほうが効果的と言えるのか、その答えをお伝えする前に、なぜ、1分間ではダメなのか。その理由からお話ししましょう。

スクワットを1分間することのデメリットは、大きく2つあります。

1分間以上のスクワットはデメリットしかない

まず、キツいので続かない、つまり挫折しやすいということです。スクワットをやったことがある方ならわかると思いますが、立ったところから腰を落としていく最中に、脚がプルプルと震えたりしますよね。それだけ筋肉には強い負荷がかかっているという証拠で、つまり、キツいということです。キツいと、「今日は疲れているから……」などと言い訳をして、やらない日が増えていきます。

そして、2つ目のデメリットは、ひざや腰を痛めやすい、ということです。

一般的なスクワットのやり方は簡単なようで、やってみると意外に難しいもの。インターネットなどで紹介されているスクワットのやり方を見ると「両足を肩幅より少し広めに開き、つま先とひざの方向を同じにして、背すじを伸ばしたまま太ももと床が平行になるまで腰を落とす」とあります。

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