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今すぐ断捨離すべき人間関係「3つのパターン」 人と関わりながら生きるか、孤独に生きるか

東洋経済オンライン / 2023年12月27日 14時0分

本当に大事な人間関係とは何でしょうか(写真:タカス/PIXTA)

人間関係に苦労して、自分の人生を不幸にしてしまう人は少なくありません。すべての人と付き合うべきなのか、それとも苦手な人からは離れてもよいのか。死を間近にしたときに、人は本当に大事にすべき人に気づくことがあるようです。4000人以上を看取り、死の淵にいる人々を支えてきたホスピス医である小澤竹俊さんの『自分を否定しない習慣』から一部抜粋・編集し、本当に大事な人間関係とは何かを考えます。

付き合ったら不幸になる人間関係のパターン

もしあなたが、人間関係で悩みを抱えていたり、「誰も自分の気持ちをわかってくれない」と感じたりしているのであれば、考えていただきたいことがあります。

それは、「今、あなたが時間やエネルギーを割いている人たちが、本当にあなたにとって大事な人たちなのか」「その人間関係があなたにとって幸せなものなのか」「お互いに肯定し合える人間関係なのか」ということです。

私が考える理想的な人間関係は、

① I am OK,You are OK.(私も良い、あなたも良い)

の形です。

互いを肯定し大事にし合う関係、優先順位を尊重し合う関係、相手の話を聴き合い、助け合い、支え合う関係は、まさにこの形だといえるでしょう。

逆に、次のような人間関係は健全とは言い難く、人はなかなか幸せを感じることができません。

② I am OK,You are not OK.(私は良い、あなたはダメ)
③ I am not OK,You are OK.(私はダメ、あなたは良い)
④ I am not OK,You are not OK.(私もダメ、あなたもダメ)

ご家族やパートナー、友人、上司や同僚など、身の周りの人たちの顔を思い浮かべ、それぞれの関係が①~④のうちのどれに該当するか、考えてみてください。

もし①に当てはまる人がいるなら、その人との関係を大事にしましょう。ただ、②~④に当てはまると感じたなら、その人との距離や関係性、あなたの相手への接し方を見つめ直したほうがいいかもしれません。

人と関わりながら生きるか、孤独に生きるか

先ほどの3パターンについては、自分が苦しいと感じているのであればその人から距離を置いてもよいでしょう。それが最も簡単な解決方法です。
 
 ただし、その解決方法しか持っていない人は、やがてまわりに誰もいなくなり「孤独」を感じてしまうかもしれません。

人間関係に悩み、疲れ、一時的に「一人でいたい」「人間関係を整理したい」と考えていても、時間がたてば、あるいは年齢を重ね、この世を去るときが近づいてきたら、やはり「人とのつながりを感じたい」と思うこともあるでしょう。

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